カウンター
ブラック企業で働いているが俺はもう限界かもしれない3
「あれ・・・?」
昨日6時半ごろ・・・
営業所にいた俺は倒れた
体から不意に力が抜け、バランスを崩す
自分でも制御不能な状態に陥ってしまった
いや、倒れたところに机があったから、それに引っ掛かり完全に倒れたわけではないが・・・
やべえ・・・
居合道部の合宿で血尿が出たときや
ムショでの刑務作業で指の腱がおかしくなり、手が使えなくなったとき
今まで色んなやばい状況を経験してきたが・・・
これはそれに匹敵するかそれ以上のやばさ!
そんな気がする
人のデスクにもたれかかるように倒れ、割と大きな音がしたため、Fランデブや事務のおばちゃんが驚いていた
事務のおばちゃん「大丈夫・・・?」
事務のおばちゃん、この営業所での一番の古株
場合によっては店長以上の発言力を持つこともある
が、基本的には常識的に振舞っている
そしてどうやら俺のことがあまり好きではないらしい
しかしこの状況下で妥当な発言をしている
俺「めまいがして・・・大丈夫・・・なのかは分からないです」
ここでいう「大丈夫」の解釈と定義がよく分からなかったのでそう答える
多分、俺のこういうところとか、あとはやる気がないところとかが嫌いなんだろうな
そんなことを思っているとFランデブから衝撃の一言
「よし、じゃあこのナンバープレートを持って、中古車の引き上げに行ってきてくれ!」
何が「よし」で「じゃあ」なの!?
こいつの話すFラン語は相変わらずよく分からない・・・
日本語のように聞こえるが日本語ではない
文脈、接続詞ともに明らかにおかしい
「・・・はい」
つうことで物理的に俺はまずい状況になりつつある
つづけ・・・
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