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真剣を買うっ
一般的に・・・
居合で四段になったくらいから、真剣を買う・・・というのがある
真剣の方が上達も早いらしい
(居合はイメージの世界である※後述)
というわけで、俺も四段である
真剣を買うことにした
と、思っている間にはや2年が経過
そろそろマジで買わなくては・・・
ちなみに、買うなら古い刀の方が良い
古い方がなんか渋いし、丈夫に作られている
それに殺傷力も高い
実際に人を斬っていた時代に作られたものであるためだ
・・・しかし
(使えそうなのが・・・一振りもない・・・)
まず、古い刀は短いものが多い
当時の日本人の背丈は現代人の我々よりも低く、それに合わせて(現代人からすれば)短い刀が多いこと
また、江戸幕府が刀の長さに規定を設けたこともあり・・・
欲しい長さのものが全然ない
あるとすれば、江戸以前・・・室町とか戦国時代くらいだが
長さの合う刀があったとしても・・・
重い!!
戦全盛期に作られた刀はやはり、殺すことに重点が置かれているため・・・重い
非力な俺には振れない
それに、うちのおかんも「人の血を吸ってるかも知れない刀なんて・・・気持ち悪いわ」と言っていたしな・・・
そんなワケで、古い刀は諦めた
実際、周りの人が持っている刀も、聞けば現代に打たれたものがほとんどである
さて
しかし、古い刀はそこいらの骨董商に行けば手に入るものの・・・
新しい刀となれば話は別
売っているところが途端に少なくなる
俺が知る限り、刃物の町、岐阜くらいにしかない
まあ、骨董商の方も基本は観賞用のばかりで、使う用のは置いてないことがほとんどではあるが・・・
とはいえ、岐阜に行くのは面倒くさすぎる・・・が!
一年に一度・・・
なんと岐阜の刀屋が京都に来る日があるのだ!!
京都大会の日だ
毎年、GWの中日くらいに開催される大会で、日本中から達人クラスの人間が一同に会し、ワザを披露する・・・という大会
そこに出店として、各地から部道具屋が出店し・・・その場で買えるのだ
コロナで長らく、大会や出店などは中止されていたりしたが・・・
今年になって、いよいよ復活!!
このチャンスに乗っかるしかない!
つーことで、5月2日
俺は京都大会会場の刀屋の出店に来ていた
ちなみに、ここの店員とは知り合いである
居合道部OBのつながりで知り合った・・・俺の同期生
筋骨隆々で、バスターソードのようなデカイ刀を持っている
あまりに重すぎて、俺には振り下ろすことができなかったくらいだ
出店に行くと、すぐにそいつを見つけることができた
俺が声を掛けると「待ってました!」と言わんばかりに、何振りか見繕って持ってきてくれた
それを何本か振ってみる
無論、「振る」と言っても、今の俺は肋骨にヒビが入っており・・・
フルパワーでは振れない
が
握っただけで、大体使えそうかどうかは分かる
理想はこう・・・握っただけで「ビビビッ!」と電流が走るような・・・そんな運命の出会いのような感じがする刀なのだが・・・
(どれもビビッと来ねえな・・・)
かんなみ新地のありすちゃんはいない
・・・
まあいい
この2年、いろいろ探し求めても結局、運命の出会いはなかったのだ
となれば・・・ここにある中から、最も気に入ったものを選ぶのが現実的だ
(なんだか、結婚相手を探しているようだな・・・)
直観で選べない以上・・・考えて選ぶしかない
まず前提として・・・居合とはイメージの世界である
現代では居合で人を斬ることは(多分)ない
故に「人を斬るイメージ」をどこまで持てるか・・・で決まる
色んな刀を握り・・・イメージできそうな試みる
軽い刀は振りやすいが・・・これで人を斬れるか??
こいつは重心が手元に近すぎる・・・これじゃ人体を両断できなさそうだ・・・
ちなみに、刀匠によって、刀のクセというものがある
俺はこのナントカ(名前忘れた)という人の刀が好きだな・・・
そんなこんなで十数本の中から・・・
「これにする!!」
決まった
軽すぎず・・・重すぎず・・・人を斬れそうなイメージが持てる刀
もう少し、反りが浅ければなお良かったが・・・まあいい(反りが浅い方が振りやすい・・・気がする)
値段は刀本体だけで69万円だったが・・・
店員の知り合い補正で、手入れ道具一式が付いて、66万円になった
4万円くらいの値引きになっている
まあ、手元に来るのは、岐阜の工房でちょっと調整してからで、少し先になるが・・・
俺の真剣選びは遂に終結したのであった
つづく
居合で四段になったくらいから、真剣を買う・・・というのがある
真剣の方が上達も早いらしい
(居合はイメージの世界である※後述)
というわけで、俺も四段である
真剣を買うことにした
と、思っている間にはや2年が経過
そろそろマジで買わなくては・・・
ちなみに、買うなら古い刀の方が良い
古い方がなんか渋いし、丈夫に作られている
それに殺傷力も高い
実際に人を斬っていた時代に作られたものであるためだ
・・・しかし
(使えそうなのが・・・一振りもない・・・)
まず、古い刀は短いものが多い
当時の日本人の背丈は現代人の我々よりも低く、それに合わせて(現代人からすれば)短い刀が多いこと
また、江戸幕府が刀の長さに規定を設けたこともあり・・・
欲しい長さのものが全然ない
あるとすれば、江戸以前・・・室町とか戦国時代くらいだが
長さの合う刀があったとしても・・・
重い!!
戦全盛期に作られた刀はやはり、殺すことに重点が置かれているため・・・重い
非力な俺には振れない
それに、うちのおかんも「人の血を吸ってるかも知れない刀なんて・・・気持ち悪いわ」と言っていたしな・・・
そんなワケで、古い刀は諦めた
実際、周りの人が持っている刀も、聞けば現代に打たれたものがほとんどである
さて
しかし、古い刀はそこいらの骨董商に行けば手に入るものの・・・
新しい刀となれば話は別
売っているところが途端に少なくなる
俺が知る限り、刃物の町、岐阜くらいにしかない
まあ、骨董商の方も基本は観賞用のばかりで、使う用のは置いてないことがほとんどではあるが・・・
とはいえ、岐阜に行くのは面倒くさすぎる・・・が!
一年に一度・・・
なんと岐阜の刀屋が京都に来る日があるのだ!!
京都大会の日だ
毎年、GWの中日くらいに開催される大会で、日本中から達人クラスの人間が一同に会し、ワザを披露する・・・という大会
そこに出店として、各地から部道具屋が出店し・・・その場で買えるのだ
コロナで長らく、大会や出店などは中止されていたりしたが・・・
今年になって、いよいよ復活!!
このチャンスに乗っかるしかない!
つーことで、5月2日
俺は京都大会会場の刀屋の出店に来ていた
ちなみに、ここの店員とは知り合いである
居合道部OBのつながりで知り合った・・・俺の同期生
筋骨隆々で、バスターソードのようなデカイ刀を持っている
あまりに重すぎて、俺には振り下ろすことができなかったくらいだ
出店に行くと、すぐにそいつを見つけることができた
俺が声を掛けると「待ってました!」と言わんばかりに、何振りか見繕って持ってきてくれた
それを何本か振ってみる
無論、「振る」と言っても、今の俺は肋骨にヒビが入っており・・・
フルパワーでは振れない
が
握っただけで、大体使えそうかどうかは分かる
理想はこう・・・握っただけで「ビビビッ!」と電流が走るような・・・そんな運命の出会いのような感じがする刀なのだが・・・
(どれもビビッと来ねえな・・・)
かんなみ新地のありすちゃんはいない
・・・
まあいい
この2年、いろいろ探し求めても結局、運命の出会いはなかったのだ
となれば・・・ここにある中から、最も気に入ったものを選ぶのが現実的だ
(なんだか、結婚相手を探しているようだな・・・)
直観で選べない以上・・・考えて選ぶしかない
まず前提として・・・居合とはイメージの世界である
現代では居合で人を斬ることは(多分)ない
故に「人を斬るイメージ」をどこまで持てるか・・・で決まる
色んな刀を握り・・・イメージできそうな試みる
軽い刀は振りやすいが・・・これで人を斬れるか??
こいつは重心が手元に近すぎる・・・これじゃ人体を両断できなさそうだ・・・
ちなみに、刀匠によって、刀のクセというものがある
俺はこのナントカ(名前忘れた)という人の刀が好きだな・・・
そんなこんなで十数本の中から・・・
「これにする!!」
決まった
軽すぎず・・・重すぎず・・・人を斬れそうなイメージが持てる刀
もう少し、反りが浅ければなお良かったが・・・まあいい(反りが浅い方が振りやすい・・・気がする)
値段は刀本体だけで69万円だったが・・・
店員の知り合い補正で、手入れ道具一式が付いて、66万円になった
4万円くらいの値引きになっている
まあ、手元に来るのは、岐阜の工房でちょっと調整してからで、少し先になるが・・・
俺の真剣選びは遂に終結したのであった
つづく
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