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2年生
「お前、今年でもう2年目なんやから、それくらい自分でやれや!!」
2018年・・・
俺が某S社に入社し、2年目に突入したころ・・・
事あるごとに上司からそう言われていた
2年目・・・
そういう意味ではプレッシャーになる
が
今は違う
同じ部署内でも1年ごとに担当が変わる
俺は新たに広報部か管掌しているコールセンターの担当になった
コールセンターのことは初めてなので、さっぱり分からない
ゆえに「2年目やろ!!」的なドヤシもない
良いことである
さて
そんなワイの元へ・・・
異動で新しく女がやってきた
4年目の女
新卒から今まではケースワーカーをしていたらしい
生活保護担当者・・・である
新卒は区役所かケースワーカーがほとんどで、そこからデキそうなやつが本庁へ異動する・・・というシステムらしい
基本、初めて異動を経験するやつには、メンターが付き、そいつからいろいろ教わる・・・というコトになっているのだが
(こいつのメンターは誰なんだ・・・)
メンターは2年目のやつが担当する(ことが多い)のだが
俺は誰からもメンターに任命されていない
ということは、他のやつなのか・・・??
業務分掌があやふやで、いまいちスッキリしないが
とりあえず、俺が前年度に担当していた業務を継承させる
市民から送られてくる投書の対応・・・である
基本、市政に関する建設的な意見を募るためのものだが・・・
実際には的を得たものは2割ほど
8割方は個人的な要望や、苦情、意味不明なもの・・・等々
本来の目的とは大きく乖離しているのが現状である
新しい女が継承するのは、そんな投書を管理する業務である
まず、封書やメールで寄せられた投書のうち、封書のものはPC上で管理できるよう、その内容を問い合わせ管理システムに入力する必要がある
これは朝のルーティーンであるのだが・・・
「え、これ全部入力するんですか??」
さっき・・・俺がそう指示したと思うのだが・・・?
とりあえず、もう一度言う
「封書の内容を問い合わせ管理システムに全て入力してください。このシステムで全ての投書を管理していますので」
はい・・・と言い、作業に戻る女
しかし数十分後
「Mさん?あの・・・これ、全部入力するんですか??これも?これも??」
何なんだこいつ??
古今東西、仕事の返事というのは「はい」か「YES」の二択である
どんな命令でも、とりあえず「はい」と答える
できなくても「できる」という
まずはそう答え・・・どうするかはその後考える
それが仕事である
そも、投書の内容をPCに打ち込むなんて作業・・・
仕事ですらない
こんな付加価値の欠片もない雑務で・・・給料がもらえることにまずは感謝すべきである
俺からすれば、こんなものは朝、サービス早出をして済ませておくくらいのもの
そんな雑務を引継ぎ中とはいえ、業務時間中に行い・・・
挙句、それを全うすることさえ厭うようなその姿勢!!!
2,3発、殴られてもおかしくはない
だが
「ま・・・まあ・・・究極的には内容さえ分かればよいので、多少はカットしてもらっても良いですよ?1%くらいなら・・・?」
一応、社歴で言えばこいつは4年生
つまり先輩である
俺は若干の妥協を許すことにした
タイピングも遅い
聞くところによると、ケースワーカーというのは、PCをほぼ使わない仕事らしい
あゝ・・・こんなんで大丈夫かこいつ・・・??
つづく
2018年・・・
俺が某S社に入社し、2年目に突入したころ・・・
事あるごとに上司からそう言われていた
2年目・・・
そういう意味ではプレッシャーになる
が
今は違う
同じ部署内でも1年ごとに担当が変わる
俺は新たに広報部か管掌しているコールセンターの担当になった
コールセンターのことは初めてなので、さっぱり分からない
ゆえに「2年目やろ!!」的なドヤシもない
良いことである
さて
そんなワイの元へ・・・
異動で新しく女がやってきた
4年目の女
新卒から今まではケースワーカーをしていたらしい
生活保護担当者・・・である
新卒は区役所かケースワーカーがほとんどで、そこからデキそうなやつが本庁へ異動する・・・というシステムらしい
基本、初めて異動を経験するやつには、メンターが付き、そいつからいろいろ教わる・・・というコトになっているのだが
(こいつのメンターは誰なんだ・・・)
メンターは2年目のやつが担当する(ことが多い)のだが
俺は誰からもメンターに任命されていない
ということは、他のやつなのか・・・??
業務分掌があやふやで、いまいちスッキリしないが
とりあえず、俺が前年度に担当していた業務を継承させる
市民から送られてくる投書の対応・・・である
基本、市政に関する建設的な意見を募るためのものだが・・・
実際には的を得たものは2割ほど
8割方は個人的な要望や、苦情、意味不明なもの・・・等々
本来の目的とは大きく乖離しているのが現状である
新しい女が継承するのは、そんな投書を管理する業務である
まず、封書やメールで寄せられた投書のうち、封書のものはPC上で管理できるよう、その内容を問い合わせ管理システムに入力する必要がある
これは朝のルーティーンであるのだが・・・
「え、これ全部入力するんですか??」
さっき・・・俺がそう指示したと思うのだが・・・?
とりあえず、もう一度言う
「封書の内容を問い合わせ管理システムに全て入力してください。このシステムで全ての投書を管理していますので」
はい・・・と言い、作業に戻る女
しかし数十分後
「Mさん?あの・・・これ、全部入力するんですか??これも?これも??」
何なんだこいつ??
古今東西、仕事の返事というのは「はい」か「YES」の二択である
どんな命令でも、とりあえず「はい」と答える
できなくても「できる」という
まずはそう答え・・・どうするかはその後考える
それが仕事である
そも、投書の内容をPCに打ち込むなんて作業・・・
仕事ですらない
こんな付加価値の欠片もない雑務で・・・給料がもらえることにまずは感謝すべきである
俺からすれば、こんなものは朝、サービス早出をして済ませておくくらいのもの
そんな雑務を引継ぎ中とはいえ、業務時間中に行い・・・
挙句、それを全うすることさえ厭うようなその姿勢!!!
2,3発、殴られてもおかしくはない
だが
「ま・・・まあ・・・究極的には内容さえ分かればよいので、多少はカットしてもらっても良いですよ?1%くらいなら・・・?」
一応、社歴で言えばこいつは4年生
つまり先輩である
俺は若干の妥協を許すことにした
タイピングも遅い
聞くところによると、ケースワーカーというのは、PCをほぼ使わない仕事らしい
あゝ・・・こんなんで大丈夫かこいつ・・・??
つづく
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