公開結社豪泣部

Yさん・・・

俺のいる営業所のナンバー２

そのYさんが辞めようとしている

今日はFランデブからYさんが仮にやめてしまった後の話があった

まず

補充は来ない

え・・・

嘘だろ・・・？！

補給を絶たれ、太平洋のど真ん中でで孤立する日本兵の気持ちだ

そうなると必然的に・・・

この店のナンバー２は

俺になる

いやいやいや！？

しかしFランデブは俺に任せる気満々である

この俺が？

クソ自動車販売店の？

ないないない！

お山の大将なんかに

俺は！

ならない！！！

もちろん、理想はYさんの退職交渉が失敗すること・・・

実際、部長は全力で止めているらしいし

かつて退職届をYさんが出したときも結局説得されている

そのときの退職届が今でもFランデブの机の中にしまってあるらしいが・・・

つうことでどうなる俺

そしてYさん！

つづけ

この間受けた某電力会社・・・

面接では面接官とムショでの思い出とかしか話さなかったが・・・

何故か通過した

うおお・・・！

ムショは身を助くとは正にこのこと！

次は適性検査

この間、俺を最終面接で落としやがった某企業を受けたときのものをそのまま送信した

テストセンターやとこういうことができるからいいよね

これが通っていれば次は最終面接

頼む・・・

今度こそ・・・

頼むぜ・・・！！

そんなんあるんか！？いきたい！

Yさんが退職届を出したらしい

そのことを人づてに聞いた俺

驚きと同時に遂にこのXデーが来てしまったか・・・という諦観に包まれた

Yさん・・・

入社６年目の中堅社員

俺の教育係でもあるが・・・

営業所のナンバー２である

店長が不在のときは店長代理として仕事をしている人だ

この間、飲み会の帰りに

１０月か１１月にやめる

とぼそっと言っていたが、どうやらあれは本気だったらしい

退職理由は費用対効果の悪さだろうな・・・多分

俺よりも月の給料が７万くらい安いって嘆いてたし

ちなみに俺の給料は額面で月約２８～２９万

車が売れたときの報奨金が入ればプラス３、４万くらいにはなる

さてさて

しかし、その退職届、店長即ちFランデブは受理したものの部長が全力で阻止しようとしているらしい

退職の自由は労働者に認められた権利の一つのなので、阻止・・・なんてできないはずなんだが



法などここでは通用しない

まあ定着率の悪い会社だからな・・・

法を順守してたら、人があっという間にいなくなってしまうんだろう

さて・・・どうなることやら

つづけ！

 

俺は今日・・・

某電力会社の面接を言っていた

まあ電力会社・・・といっても、原発を管理するための会社・・・

あまり世間体は良くないかもしれないが・・・

四の五の言っていられない

それに、俺が実際に原発で働く訳ではないのだし・・・

この会社で経理を募集している、ということで

簿記三級を一応持っている俺は応募！

そして今日面接となったのだが・・・

（この面接官、何故、髪はともかく、眉毛までない・・・！？）

スキンヘッドに眉毛レスという強烈ないでたちにとまどう俺

しかし、戸惑ったのはそれだけではなかった

「私は今、税理士の勉強をしており、将来的には独立しようと考えています。そこで、私の後任となる人を今、こうして探しているんです」

（そんなことみんなの前で堂々を言っていいの！？）

経理部門の長だというおっさんから今回の募集のいきさつを聞いた俺は驚いた

自分が辞める話をあっけからんとしていたからだ

（じ、自由な会社なんだな・・・）

とまあ、そんな感じで面接は進み

「仕事はきついですか？？」

出た

この意味不明な質問！

世間一般にはきつい仕事だと思われているが・・・

そもそも「きつい」とは他の仕事との比較の上に成り立つ定義のはず・・・

つまり、転職したことのある人間でないと答えることはできない！！

それに、ここで安易に「きつい」と答えると、「きつい仕事から逃げ出そうとしているやつ」という目で見られかねない

ゆえに・・・

「答えにくい質問ですが・・・私が経験したことある仕事は今までに２つあります。工場での生産実習と今の営業の仕事です。その２つを比較して、という意味では工場の方が遥かにきつかったです！」

我ながら良い返しだ！！

しかし、ここで予想外の展開が起こる！

「自動車工場で働いていたんですか！実は私も昔、期間工のようなことをしていましてですね・・・」

面接官がムショでの話に反応したのだ！

こいつ・・・ムショ出身かよ！？眉毛もねえし、ムショ出身って、パンチ効きすぎだろ？！！

つうことでそこからはムショの話になり・・・

面接らしいことはほとんどせずに終わった

これ、大丈夫かな・・・

落ちた・・・か・・・？

つづけ！

今日・・・

某公益法人の面接に俺は来ていた

書類選考が超音速で通過したこの団体・・・

俺の経験則からいうと一週間くらいかかるのだが

これに至ってはなんと４時間くらいで来た

熱烈歓迎されているな

ちなみに応募するときに、間違えて別の会社の志望動機をコピペして送ってしまったのは内緒である

さて

指定された時間にオフィスに赴くと、待合室に通された

既に一人居るようだ・・・え？

クールビズ！？

基本的に・・・

転職というのは例えそれが真夏であっても！

フル装備のスーツである

（やばいな・・・こいつ・・・）

しかしこんなのはまだ序の口に過ぎない

それを俺は思い知ることになる・・・！

面接は珍しく集団面接

就活生を思い出すな

順番に面接官と話をする

俺のほかには３人

この３人・・・全員クセ者である

まず一人目・・・

この３人のなかで唯一の女

あなたの長所と短所を教えてください、という質問の後にあなたのセールスポイントは？という内容まるかぶりの質問をする面接官もどうかとは思うが

「あの～何回も言ってると思うんですけどー、私のセールスポイントは人間関係を良好に築けるところでなんです。」

（感じ悪ッーーーーーーーーー！！？？確かに同じような質問繰り返されて俺もうざかったけど、何回も言ってると思うんですけどって、その一言で、人間関係この瞬間に悪くなったよ！？）

不採用！！

俺は面接官の代わりに不採用通告を勝手にした

ちなみにFランである

次！二人目！！

くにゃくにゃした男

転職の面接なのにリクスーで来ているし

カバンもリュックサックである

既にやばい！

志望理由についての質問に対し

「今はおみやげ物の卸売りをしてて、今回応募してる仕事とは内容が全然違うので、正直すごく不安で不安で・・・どうしたらいいんですかね・・・？」

（こいつ、自分を売り込む気あるのかーーーーーー！？仕事できるか不安で仕方ないです、なんて言ってるやつを普通に考えて採ると思うか！！？？）

はい！不採用！！

ちなみにFランである

つづいて３人目

クールビズの男である

「警察官として採用され、警察学校に８月から入ったのですが、そこでの訓練中に腰を痛めてしまいました。元から腰が弱かったというのもあり警察官として働くことが難しくなりました。」

（元から腰が弱かったんなら、警察になんて入るべきじゃなかったよね！？入る前から分かっていたよね！？君が「人間」ならば！！）

当然ながらこいつもFラン

不採用！！！

嗚呼

こいつは、いやこいつだけではない

こいつらは人間ではなく

サルだ！

やばい・・・

類人猿ばかりだ

ここは地球か！？

いや違う・・・

ここは

サルの・・・惑星だ・・・！！



つうことで地球にいながら、猿の惑星に旅をした４０分間であった

つづけ！！