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おぽぽ滞在記 四章
ツッパリゴリラ。
ワシでは無い。
お久です。
今日はフレディが代筆と言う事なのでワシが書きます。
そうです、管理人の夢の中でうんこさせられてる人です。
第四章です。
長い漂流の末、流れ付いたのは小さな島だった。
奇妙な事にこの島には丈の低い草等は生えているが木が一本も生えていない。
一つの島の名が頭を過ぎる・・・。
確信は無いが海岸を西へ歩いて行くと石像が大量に並んでいた。
皆一様に彫りが深く、只々眼前に広がる南太平洋を虚ろな目で見つめている。
いや、正確には部族同士の抗争により珊瑚で出来た目は破壊されてしまっているが、そのせいでその顔は目に陰りが出来、滅びた文明の哀愁を湛えている。
そう、ここはイースター島である。
北西の海に向かい、日本へ帰ろうとした時、背後に気配を感じた。
気にせず海に浸かろうとした時、ケツに違和感が生じた。
慌てて振り返ると、そこにはMKが二人立っていた。
「くそっ、ロナウドが言ってたんはこいつ等かっ!」
そう言うや否や、私は畆伏で逃げた。
負けじとMK達も追って来るが、量産型に負ける私では無い。
しかし今は分が悪い。
長い旅と漂流により、疲れ果てた身ではとても戦えそうに無い。
幸い近くにモアイ像があったので、ダメもとで隣で成り済ましてみた。
戸惑う量産型MK。
暫く戸惑った後、MKは一体のモアイ像を攻撃し始めた。
間違えたらしい。
長い攻撃の末、MKは諦めて自爆した。
「おっ!?」
「おぉっ!?」
私もろとも吹き飛ばさんとしたのだろうが、その程度で果てる私では無い。
「こんなモン、米軍の爆撃に比べたら屁ぇみたいなモンや。」
そう言って私は煙草をくわえた。
帰ろう、日本へ。
皆が待っている。
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