
やっぱキャラデザが怖いわ・・
「ロリコニア見聞録」 一話
夢は寝ている時に見るものだ、ならばこれは夢で私はまだ眠りの中なのか?
この白昼夢のような世界はどう理解したらいい。
しかし理解するにも私の頭は靄がかかったように釈然としない。
ただ一つ確かな事は、ここには私を除き幼い少女しかいないという事だ。
数時間前、私は日の沈みそうな浜辺に倒れていた所を一人の幼女に発見された。
その銀髪の幼女は木の棒で倒れている私をつつき、興味深そうに見つめていた。
私は起き上がり何かしらコンタクトを取ろうとしたが、まず自分自身について思い出せなかった。
幼女は突然動き始めた私に驚いたのか、後方の椰子の木に隠れた。
害意がないことを伝える為に笑顔で接近すると、幼女は逃げる様子を示さなかった。
やはり私という存在が気になっているのであろう。私は幼女のそばまで行き頭を撫でてやると危険がないことを悟ったのか微笑み返した。
幼女は私の手を掴み内陸へ歩き始めた。遠くの方で煙が上がっている、おそらく集落があるのだろう。
道中私は幼女に他愛のないことをニ、三尋ねたが返事はなかった。言語が違うか、もしかしたら言語自体を持たないのかもしれない。
暇を持て余した私はその銀髪の幼女を観察することにした。
西洋系にも思えたが東洋の雰囲気もある、純度百パーセントの柔らかい物で構成されているように思えた。
スカートのような物だけを纏っていたが、下着という概念はないようだ。時折その中から見え隠れする桃色の尻に私は目を奪われ、それと同時に頭がひどく痛んだ。
私が不埒な感情に振り回されそうになっていると集落にたどり着き、日はもう暮れていた。
幼女は住んでいるのであろう家に私を連れていった。
親がいるのか?と思ったが違った、そこには別の幼女が4人何やら戯れていた。
浅黒い肌の幼女もいるので家族という訳でもなさそうだ。
銀髪の幼女が彼女らの耳元で何やら囁き説明しているようにも思えた。
事情を把握したのか他の幼女達は私を取り合うように遊びはじめた。
ほとんど生まれたままの姿の幼女が体に纏わりつき、紅潮虚ろな目で私を見上げていた。
どことなく危うい雰囲気が漂い始め、銀髪の幼女が私の手を取って自らの股ぐらに押し付けようとし、私の下半身に血が巡り始めたその時。
突然鐘の音が鳴り響いた。すると幼女たちは正気に戻ったように身支度を始めた。
私は状況が掴めず狼狽えていると幼女達は外へと駆け出していた。
私は追いかけようとしたが、銀髪の幼女が足に抱きつき止められた。
どうやら私は留守番をしておけという事なのだろうか、私は引き返すことにした。
しかたなく私は見送っていたが、駆けていく幼女が何かを落としていったのに気がついた。
忘れ物だろうと思い、それを拾った。それは鉄製で鋏の取っ手のような部分と鳥の嘴のような部分を備えていた。
私はこれを知っていた、ただ何に使うのか思い出せなかった。
私はこれを届けなければという使命感に駆られ闇の中を幼女を追いかけ走り始めた。
闇の中を駆けていく内に様々なフラッシュバックが頭の中に起こった。
真っ白な部屋、壊れかけたベッド、注射器・・
割れそうな頭の痛みの中私はこの道具の名前を思い出し呟いた。
クスコだ・・どうして・・
一話 完
まずはソフトにいこうじゃないか