カウンター
最強を祝う会
俺は今日・・・
京都駅近くの某ホテルにて・・・
ファック!
ではなく
祝賀会に来ていた
むろん、ファックと祝賀会ならファックの方が良いに決まっているのだが
この祝賀会、というのは「範士」になったお祝いの会である
というのも・・・
俺の通っている道場の師範のさらまた師範が「範士」という、これは簡単に言うと最強の称号、みたいなものを手に入れたらしい
これは日本に数人しかいないものであり、居合の腕前はもちろん、どれくらい居合道界に貢献してきたか、なども関係してくる称号なのだが
その祝賀会が今日、開催されたのだ
うちの道場からは俺の師範の二人が参加
「いやあ~!うちからの参加が僕だけだと恰好が付かなかったから、君が来てくれて助かったよ!」
俺が参加したことで、師範はとても喜んでいた
参加費は驚異の一万円だったが・・・
うちの道場としての体裁や、事実上の師範代ポジションになっている俺の立場なんかも考えると、参加しないワケにはいかない
それに事前の前フリでは
「祝賀会には花魁が来るらしいで!!芸か何かを披露するらしい!」
という情報もあり・・・
面白そうなので行くことにしたのだ
コロナは史上最強(?)の第六波が炸裂しまくっており、世間体もクソもないのだが・・・
2年近く開催を延期していたこともあり、今回半ば強行のような形を取ることになったらしい
さてさて
師範と共に会場に向かうと、百名近い参加者がいた
90%くらいはジジイなのだが、
師範とともにそのジジイたちに、挨拶をしてしてしてしてしまくる
俺にはよく分からなかったのだが、ここに集うジジイ達は並みのジジイではなく
この世界の重鎮たちばかりのようだ
そうして挨拶周りを終え・・・
祝賀会が始まるのだが
退屈なフルートの演奏やソプラノの歌なんかが1時間近く続く
きっとすごい人なんだろうが、俺にはよく分からなかった
ポールダンスでもやってもらった方が興味が持てる
それが終わるとようやく食事が運ばれてきた
こういう格式ばったパーティーの食事とは、得てして大した味ではないのだが・・・
今回もご多分に漏れない微妙な味
しかし、そんなことよりも問題は・・・
「えー!?アルコール類出ないの!?」
俺の隣でアルコールが出ないことに激しく落胆する師範である
こういう場にシラフでいるのが嫌なのか、黙々と飯を食べている
俺の居る席には合計で5人ほど座っているが・・・
師範の他は知らない人ばかりである
他の卓がまあまあ盛り上がっているのに、ここだけ静かなのはどうも居心地が悪い
(誰か何か話せ・・・!!)
そうして静かに祈っていると・・・
俺の対面に座っているおっさんが話しかけてきた
「君は学生さん・・・?なのかな」
俺の祈りが通じたらしい
「あ、いえ一応社会人なんですけど、学生の頃やってました!」
そう答え、どこの大学でやっていたかとかそういう話でなんとか場を繋ぐ
助かった・・・!!
ちなみに俺に話しかけてきたオッサンは京大で
その横にいるのは花園大学らしい
(花園大学ってなんか久々に聞いたな・・・)
まあ、頭の中もきっと花園なのだろう
とそんな感じで、そうこうしている内に・・・
いよいよ来た!
花魁の登場である!!
この画像のように、ドアの向こうから、カムロ(漢字で書くと禿)という幼女と、傘持ちの男を従えながら歩いてくる
のだが・・・
(おそ!?)
鬼滅の刃の遊郭編で花魁の登場シーンがあったが
あれと全く同じ
足を一歩ずつ揃えるようにして歩いてくる
客を出迎えるときの歩き方らしいのだが・・・
徒歩3分の距離を40分~50分かけて移動するらしい
客は待ちくたびれたりしないのだろうか!!
それに・・・
花魁というからにはすごい美人を期待していたのだが・・・
全然
美人じゃない
むしろ、このカムロの幼女の方が可愛い!!
とても肩透かしであった
その後、その花魁の琵琶の演奏だの舞だのを見て・・・
一緒に記念撮影をした
それからも俳優でゲイのジジイ(85歳)の歌を聞かされたり
そのジジイに会場の外で軽く絡まれたりもしたが・・・
つつがなく祝賀会は終了
終わった後はともぼーと合流し
ともぼーたっての希望で島原遊郭跡に行ったりした
つうことで俺の一日は終わり
つづく
京都駅近くの某ホテルにて・・・
ファック!
ではなく
祝賀会に来ていた
むろん、ファックと祝賀会ならファックの方が良いに決まっているのだが
この祝賀会、というのは「範士」になったお祝いの会である
というのも・・・
俺の通っている道場の師範のさらまた師範が「範士」という、これは簡単に言うと最強の称号、みたいなものを手に入れたらしい
これは日本に数人しかいないものであり、居合の腕前はもちろん、どれくらい居合道界に貢献してきたか、なども関係してくる称号なのだが
その祝賀会が今日、開催されたのだ
うちの道場からは俺の師範の二人が参加
「いやあ~!うちからの参加が僕だけだと恰好が付かなかったから、君が来てくれて助かったよ!」
俺が参加したことで、師範はとても喜んでいた
参加費は驚異の一万円だったが・・・
うちの道場としての体裁や、事実上の師範代ポジションになっている俺の立場なんかも考えると、参加しないワケにはいかない
それに事前の前フリでは
「祝賀会には花魁が来るらしいで!!芸か何かを披露するらしい!」
という情報もあり・・・
面白そうなので行くことにしたのだ
コロナは史上最強(?)の第六波が炸裂しまくっており、世間体もクソもないのだが・・・
2年近く開催を延期していたこともあり、今回半ば強行のような形を取ることになったらしい
さてさて
師範と共に会場に向かうと、百名近い参加者がいた
90%くらいはジジイなのだが、
師範とともにそのジジイたちに、挨拶をしてしてしてしてしまくる
俺にはよく分からなかったのだが、ここに集うジジイ達は並みのジジイではなく
この世界の重鎮たちばかりのようだ
そうして挨拶周りを終え・・・
祝賀会が始まるのだが
退屈なフルートの演奏やソプラノの歌なんかが1時間近く続く
きっとすごい人なんだろうが、俺にはよく分からなかった
ポールダンスでもやってもらった方が興味が持てる
それが終わるとようやく食事が運ばれてきた
こういう格式ばったパーティーの食事とは、得てして大した味ではないのだが・・・
今回もご多分に漏れない微妙な味
しかし、そんなことよりも問題は・・・
「えー!?アルコール類出ないの!?」
俺の隣でアルコールが出ないことに激しく落胆する師範である
こういう場にシラフでいるのが嫌なのか、黙々と飯を食べている
俺の居る席には合計で5人ほど座っているが・・・
師範の他は知らない人ばかりである
他の卓がまあまあ盛り上がっているのに、ここだけ静かなのはどうも居心地が悪い
(誰か何か話せ・・・!!)
そうして静かに祈っていると・・・
俺の対面に座っているおっさんが話しかけてきた
「君は学生さん・・・?なのかな」
俺の祈りが通じたらしい
「あ、いえ一応社会人なんですけど、学生の頃やってました!」
そう答え、どこの大学でやっていたかとかそういう話でなんとか場を繋ぐ
助かった・・・!!
ちなみに俺に話しかけてきたオッサンは京大で
その横にいるのは花園大学らしい
(花園大学ってなんか久々に聞いたな・・・)
まあ、頭の中もきっと花園なのだろう
とそんな感じで、そうこうしている内に・・・
いよいよ来た!
花魁の登場である!!

この画像のように、ドアの向こうから、カムロ(漢字で書くと禿)という幼女と、傘持ちの男を従えながら歩いてくる
のだが・・・
(おそ!?)
鬼滅の刃の遊郭編で花魁の登場シーンがあったが
あれと全く同じ
足を一歩ずつ揃えるようにして歩いてくる
客を出迎えるときの歩き方らしいのだが・・・
徒歩3分の距離を40分~50分かけて移動するらしい
客は待ちくたびれたりしないのだろうか!!
それに・・・
花魁というからにはすごい美人を期待していたのだが・・・
全然
美人じゃない
むしろ、このカムロの幼女の方が可愛い!!
とても肩透かしであった
その後、その花魁の琵琶の演奏だの舞だのを見て・・・
一緒に記念撮影をした
それからも俳優でゲイのジジイ(85歳)の歌を聞かされたり
そのジジイに会場の外で軽く絡まれたりもしたが・・・
つつがなく祝賀会は終了
終わった後はともぼーと合流し
ともぼーたっての希望で島原遊郭跡に行ったりした
つうことで俺の一日は終わり
つづく
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