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終わりの始まり4
あと15分!?!!!??
どゆこと!?!!?!?!?!
慌てて顔を上げ、前の黒板に貼られた試験のフローが書かれた紙を見る
論文試験、14時35分までじゃねえのかよ・・・!!
・・・
いや
いやいや
違う!
違うぞ!!
試験は15分まで!
その次の試験が35分から、である
上の段と下の段を思いっきり、見間違えていた・・・!!!!
痛恨のミス・・・!!
今までの人生で初めてだ、こんなの
試験時間を勘違いする、だなんて・・・
まずい
まず過ぎる
あと15分で400時の小論文をでっちあげるだと・・・!?
さらにそれだけではない
俺はこの時、気付いてしまった
そう
論文なのに、語尾を敬体、所謂ですます調で書いている、ということに!!
・・・
今から6年前
京都の某予備校での出来事を思い出す
「小論文は常体、つまり~だ、とか~である、で書くのが基本!
というかそれを通り越して常識!
こんなことわざわざ問題文には書いてないレベルの常識です!だから絶対に常体で書くように!!」
嗚呼
終わった
俺の論文試験
終わった
俺の公務員試験
終わった
もうだめだ
もうだめだ・・・
・・・
いや
まだだ
まだ終わらんよ!!
せめて
せめて・・・!
この論文試験、体裁だけは整える!!
無理やり、400字
それっぽいことを書いてやる!!
俺ならできるはずだ・・・!!
そうでないと採点対象にさえならないだろうからな
俺は指の関節がおかしくなるくらいの強い力でシャーペンを握りしめ
頭を一瞬で支配した絶望をひとまず封じこめた

どうやら俺は絶望というものとどんなどきだって無縁ではいられないらしい
つうことでつづく
どゆこと!?!!?!?!?!
慌てて顔を上げ、前の黒板に貼られた試験のフローが書かれた紙を見る
論文試験、14時35分までじゃねえのかよ・・・!!
・・・
いや
いやいや
違う!
違うぞ!!
試験は15分まで!
その次の試験が35分から、である
上の段と下の段を思いっきり、見間違えていた・・・!!!!
痛恨のミス・・・!!
今までの人生で初めてだ、こんなの
試験時間を勘違いする、だなんて・・・
まずい
まず過ぎる
あと15分で400時の小論文をでっちあげるだと・・・!?
さらにそれだけではない
俺はこの時、気付いてしまった
そう
論文なのに、語尾を敬体、所謂ですます調で書いている、ということに!!
・・・
今から6年前
京都の某予備校での出来事を思い出す
「小論文は常体、つまり~だ、とか~である、で書くのが基本!
というかそれを通り越して常識!
こんなことわざわざ問題文には書いてないレベルの常識です!だから絶対に常体で書くように!!」
嗚呼
終わった
俺の論文試験
終わった
俺の公務員試験
終わった
もうだめだ
もうだめだ・・・
・・・
いや
まだだ
まだ終わらんよ!!
せめて
せめて・・・!
この論文試験、体裁だけは整える!!
無理やり、400字
それっぽいことを書いてやる!!
俺ならできるはずだ・・・!!
そうでないと採点対象にさえならないだろうからな
俺は指の関節がおかしくなるくらいの強い力でシャーペンを握りしめ
頭を一瞬で支配した絶望をひとまず封じこめた

どうやら俺は絶望というものとどんなどきだって無縁ではいられないらしい
つうことでつづく
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