カウンター
昨日の続き

「当社に対してどのような感想をお持ちですか?」
パンフレットを開きながら、面接官に聞かれる
このマックのPCが似合いそうなスカした面接官である
・・・
正直何となくしか分からない
だから、俺はなけなしの知識で精一杯ごまかすことにした
「そうですねえ・・・
一言でいうならば、「新しくて勢いのある会社」だと思います。
電力小売り自由化が2016年からで、市場自体がすごく新しく、それでいて御社の売り上げも順調に伸びているので」
流石俺
何だかそれっぽいことを言えた気がするぞ!
しかし
「実は当社は25年前からある会社ですので、そこまで新しくはないですよ」
面接官に一刀両断されてしまった
こうなっては苦笑いするしかない
出だしから思い切りしぐしってしまった
が
まあいい
これは練習なのだから
そんな感じで、俺は面接官から会社の説明を受け
気になった点を質問しまくった
別にその会社のことが知りたかったわけではない
ただ気になったから聞きたいだけである
我ながら至極無駄なことをしている
が、このマックのPCでも持っていそうな面接官はそんな俺の質問にも丁寧に答えてくれた
つうことでつづく!
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