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選挙7
午後9時
区役所に到着
会議室で開票があるのだが・・・
その前にウィダーインゼリーを支給された
これを飲んで頑張れ、ということだろう
時間がないので一気にそいつを吸い込み・・・
会議室の中へ入った
(なんかすごいな・・・)
午後9時だというのにこんなにも多くの人が集まっているのはなんだか異様な光景である
そして何よりも存在感を放つ数多の投票箱!
(この中に何万という民意が入っているのか・・・)
しかし投票箱の大きさというのはピンキリである
引っ越しの時に使うでかい段ボールくらいのものもあれば・・・
それの半分くらいの大きさのものもある
なんとなく全部統一規格の大きさだと思っていたぜ
さて
開票を始める前の説明のようなものがあり・・・
その後、自投票所分の投票箱を開ける係となっていた俺は、開票立会人とかいう十数人のお偉方の前で蓋を開け、中を見せた
儀式のようなものである
中はさぞかしギッシリになっているに違いない・・・と思っていたが
所詮は紙か?
俺が想像していたよりもボリュームはなかった
そんな投票箱を開披台と呼ばれるフチのついた机の上にぶちまける
それが終わり、空っぽになった投票箱を再度先の立会人の方々にお見せした
すべての投票所分、その儀式が完了すると
「それでは各自、持ち場についてください」
アナウンスが入る
俺はこの机の上にぶちまけられた何万という票を・・・集計機に入れられるように整理する担当である(厳密にはもう一つ役割があるが、それは後ほど)
「それでは開始してください」
号令とともに、皆が一斉に作業を開始する
(イメージ図)
投票用紙は開きやすい紙になっているためか、なんだかすべすべしてやや掴みにくい
逆に基本的には机の上では、既に展開された状態になっているが・・・
たまに折れたままのものもある
そういうのを広げ、イチゴパックくらいの小さな箱の中に入れていく
我々が作業している開披台のそばには、その小さな箱を回収する係のやつがウロチョロしており・・・
箱がいっぱいになったくらいのタイミングを見計らって、それを集計機へと持っていくのだ
事前の研修では、票を箱の容積の8割くらいに詰めたくらいを見計らって係の人が持っていきますと言われていたが・・・
みんな身が短いのか、5割くらいの状態でどんどん持っていかれる
しかも無言で回収されるため
(あれ?俺がさっきまで使っていた箱は!?)
となるが・・・
兎にも角にも忙しい
空箱のストックは大量にあるため、そこから新しい箱をゲットして作業を再開させた
そうすること1時間くらいだろうか
「点検作業を実施します!係の人は作業を中断し、持ち場についてください!!」
新たな任務が始まるようだ
つうことで
次回、選挙編最終章
つづく!!
区役所に到着
会議室で開票があるのだが・・・
その前にウィダーインゼリーを支給された
これを飲んで頑張れ、ということだろう
時間がないので一気にそいつを吸い込み・・・
会議室の中へ入った
(なんかすごいな・・・)
午後9時だというのにこんなにも多くの人が集まっているのはなんだか異様な光景である
そして何よりも存在感を放つ数多の投票箱!
(この中に何万という民意が入っているのか・・・)
しかし投票箱の大きさというのはピンキリである
引っ越しの時に使うでかい段ボールくらいのものもあれば・・・
それの半分くらいの大きさのものもある
なんとなく全部統一規格の大きさだと思っていたぜ
さて
開票を始める前の説明のようなものがあり・・・
その後、自投票所分の投票箱を開ける係となっていた俺は、開票立会人とかいう十数人のお偉方の前で蓋を開け、中を見せた
儀式のようなものである
中はさぞかしギッシリになっているに違いない・・・と思っていたが
所詮は紙か?
俺が想像していたよりもボリュームはなかった
そんな投票箱を開披台と呼ばれるフチのついた机の上にぶちまける
それが終わり、空っぽになった投票箱を再度先の立会人の方々にお見せした
すべての投票所分、その儀式が完了すると
「それでは各自、持ち場についてください」
アナウンスが入る
俺はこの机の上にぶちまけられた何万という票を・・・集計機に入れられるように整理する担当である(厳密にはもう一つ役割があるが、それは後ほど)
「それでは開始してください」
号令とともに、皆が一斉に作業を開始する

(イメージ図)
投票用紙は開きやすい紙になっているためか、なんだかすべすべしてやや掴みにくい
逆に基本的には机の上では、既に展開された状態になっているが・・・
たまに折れたままのものもある
そういうのを広げ、イチゴパックくらいの小さな箱の中に入れていく
我々が作業している開披台のそばには、その小さな箱を回収する係のやつがウロチョロしており・・・
箱がいっぱいになったくらいのタイミングを見計らって、それを集計機へと持っていくのだ
事前の研修では、票を箱の容積の8割くらいに詰めたくらいを見計らって係の人が持っていきますと言われていたが・・・
みんな身が短いのか、5割くらいの状態でどんどん持っていかれる
しかも無言で回収されるため
(あれ?俺がさっきまで使っていた箱は!?)
となるが・・・
兎にも角にも忙しい
空箱のストックは大量にあるため、そこから新しい箱をゲットして作業を再開させた
そうすること1時間くらいだろうか
「点検作業を実施します!係の人は作業を中断し、持ち場についてください!!」
新たな任務が始まるようだ
つうことで
次回、選挙編最終章
つづく!!
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