引っ越しのついでにファックする話
(なんつーアニメだ・・・)
でかおが転職した
門真の会社で働くらしい
というか今月1日からもう働いている
それに伴い・・・
でかおの家から荷物をいくつか持っていくことになった
というわけで・・・
以前、伊丹の家を引き払うのを手伝ってもらったこともあり
俺もでかおの引っ越しを手伝うことになった
今年は引っ越しが多い
ライの引っ越しを手伝い
俺の伊丹の家も引っ越し
そしてでかおである
こんなに引っ越しをしたのは、ムショにいたとき以来である
あんときはムショから違うムショへ引っ越し
最後は静岡から伊丹に引っ越した
大学卒業に伴う引っ越しも含めれば、一年に7回も引っ越ししたことになる
きっと後にも先にももうないだろう
さてさて
朝10時
でかおハウスに車で乗り付ける
でかおとでかおマザーとで、でかい荷物を試行錯誤しながら車の中になんとか詰め込み・・・
いざ、出発!
門真に行くのは初めてである
パナソニックくらいしかイメージがつかないが・・・
道中、でかおとファックやAVの話をしながら・・・
小一時間ほどで着いた
でかおはガスの立ち合いがあるとか言っていたが
結局、オール電化のためガスの立ち合いもなく・・・
家具の組み立てに少し手間取ったくらいで引っ越しはあっさりと終わった
しかし、ライの引っ越しを手伝ったときも思ったが
一人暮らし用の家具ってなんで一人で組み立てられない仕様なんだろうな・・・
帰り際に、でかおの家に引っ越し祝いのローションをこっそりと置き土産し
でかお引っ越しミッションは完了した
当初の予定では
でかおとは門真の家で別れ・・・
俺は一人で松島新地に行く予定だったが
でかおが京都の家に帰るというので
でかおも一緒に松島新地に行くことなった
が
あっさりと終わった引っ越しに比べ
下道を使ったということもあり
門真から松島新地間は50分くらいかかってしまった
高速で京都から門真に行くのとまったく同じ時間である
そうして、ようやく
松島新地に到着した
だが
でかおは見物だけらしい
少し新地を見て回ったあと、違うところで時間を潰すといっていた
俺はというと
前回同様、スカスカの松島新地で
ポン引きのおばちゃんに素晴らしく絡まれながら歩いていた
どの店に入ろうか・・・
そう思っていたところ
(!)
黒ギャルがいた
黒ギャル・・・
一度ヤってみたかったのだ!
つうことで俺はその店に入ることにした
嬢に案内され、二階へと上がるわけだが
どの店もほぼ同じ作りのかんなみ新地と違い
松島新地では店によって、結構中のつくりが違うらしい
そのことに少し驚きながら・・・
部屋へ通された
座布団に座り、少し休む
運転し続けたせいで、疲れてしまった
嗚呼・・・
普通に
純粋に
お茶が飲みたい
ここ松島新地は一応、表向きは飲食店である
お茶やお菓子が出ることになっているし
嬢が持ってきてくれるはずだ
そんなことを考えていると・・・
なんと部屋におばちゃんが入ってきたではないか
(!?)
ビビる俺
まさか、黒ギャルとファックするつもりだったのに
このオバちゃんとやる羽目になるのだろうか!?
危機感から、俺の背筋はピン!と伸び
おばちゃんを注視する
きっと腰に刀を差していれば、そのまま居合で斬っていただろう
この状況なら、無双直伝流居合初伝の8本目「月影」が有効だ
しかし・・・
「お茶持ってきたよ!ごめんね?この子がまだ新入りなもんだから・・・」
お茶とお菓子を持ってきてくれただけだった
非常に安心した
だが・・・
この黒ギャルが新入り?
あんまりそんな感じにも見えないが・・・
まあいい
とりあえず、文字通り渇望していたお茶を飲む
黒ギャルが俺に話しかけてくる
「ここにはよく来るの?」
来るのは二回目なわけだが・・・
こういうとき、俺の言うセリフは決まっている
「いいや、初めてだよ?」
こういうと、対応が良くなる
・・・気がする
「そうなんや?他の新地には行ったことある?」
何だろう
さっきから、まるで俺がこの手の店に行きまくっていることを見透かしているかのような発言・・・
何かそれっぽい動作でもしていただろうか?
若干、疑念を抱きつつも
「かんなみ新地には行ってたよ」
今回は正直に答えることにした
すると・・・
「かんなみ!?ほんと!?」
嬢の顔がパッと輝いた
すごい食いつきようだ
「かんなみ、何回くらい行ったことある??」
興味津々、と言わんばかりに身を乗り出してくる
えっと・・・何回だろう
数えきれないくらい言っている
が
ありすちゃんに関して言えば、4回か5回ぐらいだろうか
「4回くらい・・・かな?」
どうしてそんなことを聞くんだろう
ますます深まる俺の疑念
この嬢・・・
何者だ?!
「そうなんや!それは馴染みの女の子がおったん?」
何だよさっきから!
俺の心の内を悉く精密射撃してきやがる
しかし、ありすちゃんのことを思い出した俺は笑顔になっていた
「うん!お気に入りのコがおってん!」
顔をほころばせながらそう話す
嬢はなおも続ける
「そういうの、女の子めっっちゃ喜ぶよ!!私も馴染みのお客さんのこと、ぜーんぶ覚えてるもん!!覚えすぎててたまに気味悪がられるくらい!」
「多分、お兄さんの好きなそのコもめっちゃ喜んでくれてると思う!!嬉しいもん!!」
すごいテンションでそう話す黒ギャル
部屋は薄暗く、よく見えないが・・・
顔が輝いているように見えた
こいつ・・・
多分だが
この仕事が好きなのだろう
いいやつだ
直観的に俺はそう思った
「緊急事態宣言が終わった後、またそのコと遊べたらいいね!」
正しくその通りである
なかなかに分かっているではないか
だがしかし
こいつに関して、さっき「新入り」とおばちゃんが言っていたが・・・?
つうことで
つづく!
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