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絶望の空に我が名を呼ぶがいい②
「今日の夜、自分の超最強のマブダチが家に来るので、早めに帰らせてもらいます!!」
ライが俺のために伊丹に来てくれる、ということになり
俺は店長にそう言っていた
店長は、超最強か、と笑っていたが
俺は、冗談を言ったつもりはない
ライは・・・!!
超最強のマブダチなのだから・・・!!
そうして
彼は排気音とともにやってきた
雷電王閣下・・・!!
嗚呼
やはり違う!
この圧倒的行動力!!!
絶望にのまれ、失意の俺を心配し、来てくれたのだ
それだけではない
ライは女を翻意させるべく、送るラインを俺と一緒に考えてくれたのだ
覆水は盆に返らないかもしれない
それでも!
ここで、女の別れ話を何もせず受け入れて、はいさようなら、だなんて
絶対に・・・!!
嫌だ・・・!!!
せめて!
何か手を打ちたい!!
女のラインは、体調不良が続き、俺の相手をしていられないので一旦別れたい、というもの
つまり、女を気遣う=別れる
という図式である
なかなかに狡猾だ
これを単純に別れるのは嫌だ、と言っては女の体調をないがしろにしていることとなり
俺が悪者になってしまう
だからこそ、絶妙な匙加減が求められる・・・!!
そんなラインの文章は俺だけでは書けない
そこで、ライに相談したところ、具体的な文章の案を送ってくれたのだ
本人は女々しい文章だと言っていたが
少なくとも!
俺の心には響いた!!
俺が女だったら、すぐによりを戻しているだろう
そんな俺とライとの合作ラインを女に送信し
伊丹の俺のアパートにて
女の返信を待ちながら、
俺とライはビールを飲み、語り明かすのであった・・・
つづく
ライが俺のために伊丹に来てくれる、ということになり
俺は店長にそう言っていた
店長は、超最強か、と笑っていたが
俺は、冗談を言ったつもりはない
ライは・・・!!
超最強のマブダチなのだから・・・!!
そうして
彼は排気音とともにやってきた
雷電王閣下・・・!!
嗚呼
やはり違う!
この圧倒的行動力!!!
絶望にのまれ、失意の俺を心配し、来てくれたのだ
それだけではない
ライは女を翻意させるべく、送るラインを俺と一緒に考えてくれたのだ
覆水は盆に返らないかもしれない
それでも!
ここで、女の別れ話を何もせず受け入れて、はいさようなら、だなんて
絶対に・・・!!
嫌だ・・・!!!
せめて!
何か手を打ちたい!!
女のラインは、体調不良が続き、俺の相手をしていられないので一旦別れたい、というもの
つまり、女を気遣う=別れる
という図式である
なかなかに狡猾だ
これを単純に別れるのは嫌だ、と言っては女の体調をないがしろにしていることとなり
俺が悪者になってしまう
だからこそ、絶妙な匙加減が求められる・・・!!
そんなラインの文章は俺だけでは書けない
そこで、ライに相談したところ、具体的な文章の案を送ってくれたのだ
本人は女々しい文章だと言っていたが
少なくとも!
俺の心には響いた!!
俺が女だったら、すぐによりを戻しているだろう
そんな俺とライとの合作ラインを女に送信し
伊丹の俺のアパートにて
女の返信を待ちながら、
俺とライはビールを飲み、語り明かすのであった・・・
つづく
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