カウンター
無双直伝流
いい加減、うんざりだ
このマンネリズム・・・
ということで
俺は再び剣を手に取ることにした
具体的に言うと・・・
家の近所に居合の道場があるのを見つけたため
その門を叩いたのだ
家からチャリで約10分
無双直伝流の道場である
が
トタンで組み立てた、如何にも建築基準法を無視しています、というような道場・・・というよりも
掘っ立て小屋、現代版竪穴式住居、否、
竪穴式道場とでも言うべきものだ
それにあろうことか
道場なのに床が畳なのである!!
(嘘だろ・・・)
道場といえばヒノキの床板である
ヒノキは弾力があり、踏み込んだりするのに適しているからだ
それが・・・畳!?
こんなものは前代未聞である
だが、このイカれた竪穴式道場はどうやら最先端を走っているらしい
というのも・・・
「ここは見ての通り、隙間まみれだから全然『密』じゃないから大丈夫なんですよ」
師範のおっさんは真顔で言う
確かに、トタンやベニヤで作ってあるせいか、隙間という隙間にまみれている
(一周回って時代の最先端か・・・)
この竪穴式住居が最先端とは、何とも皮肉である
ちなみにメンバー構成は
師範(六段)
ワイ(三段)
一般人×2(初段と無段)
クソガキ(能力不明)
この5人である
そしてこの中で特筆すべきなのは、そう・・・
この師範でも何でもなく、このクソガキ!
何故か俺の横でクナイの訓練をしている・・・
立てかけた畳表に向かって、クナイを投げつけているのだ
(クナイも投げてる人も初めて見た・・・)
カオス過ぎる状況だが、ここではどうやら日常の光景なようなのでスルーする
さて、上記の通り段位だけでは俺が二番目ということになるが・・・
俺は三年前の段審査以来、刀というものを握っていない
気持ちは初心者である
(礼法とか覚えてるのか俺・・・!?)
そう思いながら、いざ、刀を腰に差すと
身体が勝手に動く!
すげえ!
覚えてるよー!なつかしー!!
嗚呼・・・
思い出す!
先輩にシゴかれたこと
師範の言葉!!
見える・・・見えるぞ・・・!!
俺の目には竪穴式道場でのカオスな光景ではなく
最強だったあの頃の光景が映っていた
・・・
師範「肩の力を抜け?刀の遠心力に任せれば、それで斬れるんだよ」
俺「ハイ!!!」
師範「それと、先輩連中からそう言われているのかもしれんが、いちいちでかい声を出すな?」
俺「ハイ?!」
師範「お前は曲がりなりにもC大の学生なんだ、もっとインテリらしくしろ?バカみたいなマネするな」
俺「はい」
師範「そうだ、それで良い」
・・・
ナツカシベリーは良いな
改めてそう思う
と、いう感じで
つづけ!
このマンネリズム・・・
ということで
俺は再び剣を手に取ることにした
具体的に言うと・・・
家の近所に居合の道場があるのを見つけたため
その門を叩いたのだ
家からチャリで約10分
無双直伝流の道場である
が
トタンで組み立てた、如何にも建築基準法を無視しています、というような道場・・・というよりも
掘っ立て小屋、現代版竪穴式住居、否、
竪穴式道場とでも言うべきものだ

それにあろうことか
道場なのに床が畳なのである!!
(嘘だろ・・・)
道場といえばヒノキの床板である
ヒノキは弾力があり、踏み込んだりするのに適しているからだ
それが・・・畳!?
こんなものは前代未聞である
だが、このイカれた竪穴式道場はどうやら最先端を走っているらしい
というのも・・・
「ここは見ての通り、隙間まみれだから全然『密』じゃないから大丈夫なんですよ」
師範のおっさんは真顔で言う
確かに、トタンやベニヤで作ってあるせいか、隙間という隙間にまみれている
(一周回って時代の最先端か・・・)
この竪穴式住居が最先端とは、何とも皮肉である
ちなみにメンバー構成は
師範(六段)
ワイ(三段)
一般人×2(初段と無段)
クソガキ(能力不明)
この5人である
そしてこの中で特筆すべきなのは、そう・・・
この師範でも何でもなく、このクソガキ!
何故か俺の横でクナイの訓練をしている・・・
立てかけた畳表に向かって、クナイを投げつけているのだ
(クナイも投げてる人も初めて見た・・・)
カオス過ぎる状況だが、ここではどうやら日常の光景なようなのでスルーする
さて、上記の通り段位だけでは俺が二番目ということになるが・・・
俺は三年前の段審査以来、刀というものを握っていない
気持ちは初心者である
(礼法とか覚えてるのか俺・・・!?)
そう思いながら、いざ、刀を腰に差すと
身体が勝手に動く!
すげえ!
覚えてるよー!なつかしー!!
嗚呼・・・
思い出す!
先輩にシゴかれたこと
師範の言葉!!
見える・・・見えるぞ・・・!!
俺の目には竪穴式道場でのカオスな光景ではなく
最強だったあの頃の光景が映っていた
・・・
師範「肩の力を抜け?刀の遠心力に任せれば、それで斬れるんだよ」
俺「ハイ!!!」
師範「それと、先輩連中からそう言われているのかもしれんが、いちいちでかい声を出すな?」
俺「ハイ?!」
師範「お前は曲がりなりにもC大の学生なんだ、もっとインテリらしくしろ?バカみたいなマネするな」
俺「はい」
師範「そうだ、それで良い」
・・・
ナツカシベリーは良いな

改めてそう思う
と、いう感じで
つづけ!
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