カウンター
昨日の続き
定期を持つ手が震える
今までずっと秘密にしていたことを、話そうとしているのだ
俺のただならぬ状態を察したのか、Fランデブが真剣な顔をする
「こ、これは・・・京都の家から伊丹までの定期券・・・今まで秘密にしていましたが、じ、実は・・・この一年半ほど、毎日京都の家に帰っている・・・んです・・・。」
「まじか・・・!?」
息をのむFランデブ
俺は続ける
さあ、言うぞ・・・
革新的な部分を・・・!!
「な、何故なら・・・朝が怖い、朝が怖いからなんです・・・。一人で朝を迎えることができない・・・だから毎日京都の家に帰っているんです・・・」
「と、とりあえず二階へ行こうか?あそこなら誰も来ないし、話も聞かれない」
Fランデブはそう言い、俺とともに二階へと上がった
二階・・・
かつての法人営業部のオフィスであったが、今はもう移転しており、物置と化している
そこで・・・
俺は自分のことについて話した
Fランデブは笑ったり、否定したりもしなかった
そうして、俺の精神的な状態を鑑み、車の買い替えは無くなり、
また、俺の仕事量も減らされることになった
だが、こんなものは対処療法に過ぎない
最後にもうひとあがきしてやる
俺の賞味期限が切れる前までにな・・・!!
つづく
今までずっと秘密にしていたことを、話そうとしているのだ
俺のただならぬ状態を察したのか、Fランデブが真剣な顔をする
「こ、これは・・・京都の家から伊丹までの定期券・・・今まで秘密にしていましたが、じ、実は・・・この一年半ほど、毎日京都の家に帰っている・・・んです・・・。」
「まじか・・・!?」
息をのむFランデブ
俺は続ける
さあ、言うぞ・・・
革新的な部分を・・・!!
「な、何故なら・・・朝が怖い、朝が怖いからなんです・・・。一人で朝を迎えることができない・・・だから毎日京都の家に帰っているんです・・・」
「と、とりあえず二階へ行こうか?あそこなら誰も来ないし、話も聞かれない」
Fランデブはそう言い、俺とともに二階へと上がった
二階・・・
かつての法人営業部のオフィスであったが、今はもう移転しており、物置と化している
そこで・・・
俺は自分のことについて話した
Fランデブは笑ったり、否定したりもしなかった
そうして、俺の精神的な状態を鑑み、車の買い替えは無くなり、
また、俺の仕事量も減らされることになった
だが、こんなものは対処療法に過ぎない
最後にもうひとあがきしてやる
俺の賞味期限が切れる前までにな・・・!!
つづく
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