カウンター
初売り

初売りのハッピにそでを通す・・・
お祭り男のようなこの衣装・・・
ジョーシンの店員がよく来ているようなやつだ
初売りの期間はこれを着なくてはならない
ならない、のだが・・・
いらっしゃいませ、と口走るだけで一々屈辱を憶えるこの俺が
ましてや?
初売りのハッピ・・・?
あ・・・?
オーダーメイドスーツこそ俺の着るべき服であり
このクソハッピなど俺の着るべきものではない・・・
断じて・・・!!
ハッピを着てアンハッピーになるとは
如何に・・・?
「い、いっらしゃい・・・ませ・・・」
絞り出すような声で店頭に立つ
嗚呼・・・
一体俺は!?
「お飲み物でも用意しましょうか・・・?温かいお茶とかどうですか・・・?」
一端の大学を出て!?
「あ、コーヒーですか・・・お砂糖ですとかミルクなんかはどうします?」
このクソハッピを着て!?
「お待たせしました・・・こちら、砂糖の入ったホットです・・・どうぞ・・・」
何をしている・・・!?
俺は・・・!?
給仕か・・・!?
何故、類人猿のために、茶を淹れいている!?
この俺が・・・!?
何だよ?
砂糖とかミルクをクソコーヒーに入れますか?って・・・!?
類人猿が飲むクソにクソを入れるかどうかなんて?
クソどうでもいい・・・
この俺のあずかり知るところではない・・・!!
クソが入ったクソを飲みたいのであれば?
自分で淹れろ?
類人猿??
つうことで俺の苦悩の日々は
輪をかけて・・・
つづく・・・!!
PR
忍者ブログ[PR]
コメント