カウンター
飲み会
Fランデブの唇がわなわなと震えている
嗚呼
映画とかでよく見るよな…
怒っている人の演出として
あれってホントにこんな風に震えるんだな…
Fランデブから呼び出された俺はそんなことを思いながら、ボンヤリとそんなことを考えていた
が
その思考は遮られることになる
「お前、何様やねん!?」
…
今日も来た
保険会社の営業の女
こいつが来るとそう…
ロクなことにならない
というのも
「またみんなで飲みに行きましょー!」
となるからだ
俺は飲み会というものが嫌いである
そう…
朝が怖いからだ
何やかんやで未だに朝が怖い俺は、前日の晩からその恐怖に耐えている
それだけでも精一杯なのに、会社の取るに足りない連中と下らねえ話をしながら飲む、等と…
そんなことをしている余裕はない
だから嫌い
しかし…
当然だが、俺が精神的にそういう状態であることは会社の連中は知らないし、俺も知らせるつもりもない
故にいつもテキトーな理由をつけて断ろうとするのだが
しつこい
Fランデブ…
物分りが悪いのはその出身大学からよく分かるが
だからといってそれを俺の前で毎回毎回証明しなくても良いではないか
嫌ですとか行きたくないとか露骨に断っても来いだのなんだのと…
だからそう
今日は角度を変えることにした
「それは業務上、必要なことですか?」
Fランデブは不意を突かれたようで、キョトンとしたがすぐに
「飲み会が業務な訳ないやろ!」
珍しく宇宙の真理を口にした
そこにすかさず畳み掛ける
「だったら尚更行きません」
俺が嫌だと再三に渡り言っているのに、聞かないからこういう角度からの言葉になる
これはFランデブ?
お前が招いたことだぞ?
俺もあまり言いたくはなかったが、致し方あるまい
俺のその言葉を受け、黙るFランデブ
そして
「こいつはコミュニケーション能力に問題があるな…」
先程、宇宙の真理を口走ったその口で
また訳のわからないことを言い出した
そこから、である
保険会社の営業の人が帰ったあと、俺は呼び出された
そして
「お前、何様やねん!?」
またなんか面倒くさいこと始まったな…
わなわなと震えるFランデブの唇から勢いよく言葉が飛び出す
「保険の営業の人のお誘いを何故あんなふうに断った!?」
(それはお前がしつこいからだろ…)
Fランデブにしょっちゅうキレられる俺
だか、唇が震えているのは初めてだ
過去最高をどうやら記録したらしい
「お前じゃあ一人で保険業務できるんか!?営業の人がおらんと無理やろ!?それとも何や?自分で1から全部対応するんか!?」
よく分からない話が始まった
こいつの言うことは大抵理解できないが
こいつに言わせると、その「俺が理解できないこと」とは「常識」と呼ばれるものらしい
「普段、お世話になっているんやから飲み会くらい来いよ!?お前…何様やねん!?」
お世話になる?
保険の営業の人はカネをもらって職責を果たしているだけだろ?
そこにお世話になってあるから…とかっていう理屈って成立するのか?
これがお前の言う常識なのか?
だとしたらそれはお前の勘違いだ…
つうことで
Fランデブにキレられた俺は
取り敢えずシュンとした
こいつとは会話なんかできない
つうことでつづけ
嗚呼
映画とかでよく見るよな…
怒っている人の演出として
あれってホントにこんな風に震えるんだな…
Fランデブから呼び出された俺はそんなことを思いながら、ボンヤリとそんなことを考えていた
が
その思考は遮られることになる
「お前、何様やねん!?」
…
今日も来た
保険会社の営業の女
こいつが来るとそう…
ロクなことにならない
というのも
「またみんなで飲みに行きましょー!」
となるからだ
俺は飲み会というものが嫌いである
そう…
朝が怖いからだ
何やかんやで未だに朝が怖い俺は、前日の晩からその恐怖に耐えている
それだけでも精一杯なのに、会社の取るに足りない連中と下らねえ話をしながら飲む、等と…
そんなことをしている余裕はない
だから嫌い
しかし…
当然だが、俺が精神的にそういう状態であることは会社の連中は知らないし、俺も知らせるつもりもない
故にいつもテキトーな理由をつけて断ろうとするのだが
しつこい
Fランデブ…
物分りが悪いのはその出身大学からよく分かるが
だからといってそれを俺の前で毎回毎回証明しなくても良いではないか
嫌ですとか行きたくないとか露骨に断っても来いだのなんだのと…
だからそう
今日は角度を変えることにした
「それは業務上、必要なことですか?」
Fランデブは不意を突かれたようで、キョトンとしたがすぐに
「飲み会が業務な訳ないやろ!」
珍しく宇宙の真理を口にした
そこにすかさず畳み掛ける
「だったら尚更行きません」
俺が嫌だと再三に渡り言っているのに、聞かないからこういう角度からの言葉になる
これはFランデブ?
お前が招いたことだぞ?
俺もあまり言いたくはなかったが、致し方あるまい
俺のその言葉を受け、黙るFランデブ
そして
「こいつはコミュニケーション能力に問題があるな…」
先程、宇宙の真理を口走ったその口で
また訳のわからないことを言い出した
そこから、である
保険会社の営業の人が帰ったあと、俺は呼び出された
そして
「お前、何様やねん!?」
またなんか面倒くさいこと始まったな…
わなわなと震えるFランデブの唇から勢いよく言葉が飛び出す
「保険の営業の人のお誘いを何故あんなふうに断った!?」
(それはお前がしつこいからだろ…)
Fランデブにしょっちゅうキレられる俺
だか、唇が震えているのは初めてだ
過去最高をどうやら記録したらしい
「お前じゃあ一人で保険業務できるんか!?営業の人がおらんと無理やろ!?それとも何や?自分で1から全部対応するんか!?」
よく分からない話が始まった
こいつの言うことは大抵理解できないが
こいつに言わせると、その「俺が理解できないこと」とは「常識」と呼ばれるものらしい
「普段、お世話になっているんやから飲み会くらい来いよ!?お前…何様やねん!?」
お世話になる?
保険の営業の人はカネをもらって職責を果たしているだけだろ?
そこにお世話になってあるから…とかっていう理屈って成立するのか?
これがお前の言う常識なのか?
だとしたらそれはお前の勘違いだ…
つうことで
Fランデブにキレられた俺は
取り敢えずシュンとした
こいつとは会話なんかできない
つうことでつづけ
PR
忍者ブログ[PR]
コメント