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六文銭
全くもって恐ろしいことである
六文銭とかいうシステムを最初に考え付いたやつは紛れもないサイコだ
そう
あの六文銭とかいうシステム・・・
三途の川を渡る際の船賃だ、とかいうが・・・
それはつまり、死してなお、貨幣経済に縛られ続ける、ということを意味している
やめろよ・・・
死んだあとくらい、自由になろうぜ・・・金から・・・
あのばあさんが最低最悪のタイミングで死にやがったことに対する、俺の怒りは留まるところを知らない
これが最後の嫌がらせなんだろう・・・
だがしかし
このまま怒りのスーパーモードで記事を書いたとしても、あまり面白くない
故に
怒りを抑え、俺はばあさんが棺に納められる様子を見ていたわけだが
そこで見た恐ろしいものは六文銭だけではない
死に化粧・・・
あれも凄いシステムだ
人間は見た目が9割・・・なんて本が確か、昔流行ったような気がするが
実際、そうである
特に日本人は見た目で人を判断するウェイトが高い、なんて大学の心理学の授業で習った気がする
この死に化粧にしたってそう
生きているならまだしも、死んでからも見た目を気にしないといけない
おかしな話だ
ちなみにだが
ばあさんにはエンゲージメント?とかいう処置が施されている
簡単に言うと、死者の顔をなるべく生前のものに近付けるようにするための加工・・・である
これがなんとオプションで18万もする
高すぎだろ・・・
死者は死者らしくしておけば良い
生まれたときと死んだとき
その2回くらいはありのままでいこうぜ?
始まりと終わりは同じ・・・
そうするのが収まりも良いだろう
つうことで、今日もこの世界はクソなのである
つづけ
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