カウンター
俺～最後の一日！？～
昨日言っていた客・・・
そうだ
俺の最後の客になるかも知れない、といっていた客
あれはあっさりとぽしゃった本当にあっさりだ
おいおい・・・記事に書いたっていうのにこのザマかよ
いや、こうなる予感はしていた
しかし・・・そうなるとまずい
Ｆランデブに対してどう説明したものか・・・言い訳を考える
どうする？
いや、どうしようもない
万事休すだ・・・
この内勤営業というものは・・・いわば釣りのようなもの、いや釣りと椅子取りゲームの融合と言った方が良い釣りに必要なのは運だ・・・
場所取りもあるかも知れないが、この場合「店舗」という釣り場は固定されている・・・
故に後は運・・・どのタイミングでどういう客が来るか・・・ということである
さらにここに椅子取りゲームの要素も絡んでくる・・・
来店客をいち早くとらえ、自分の客とすることだ
打席に立てばたつほど、当然だがヒットの確率は上がるしかしながら、客も千差万別だ
四の五の言わずにすぐに買う客もいれば、冷やかしもいる
冷やかしの相手をさせられている内に他のちょろい客を取り逃がしてしまうことだってある
というわけで俺はあきらめた
もうどうにでもなれ
Ｆランデブよ、俺に好きなだけ罵詈雑言を浴びせるがいい・・・
そう思い、眉間にしわを寄せ、小難しい顔をして、ＰＣの前に座りさも仕事をしているかのように振る舞う俺
もちろん、何もしていない さあて、気晴らしに昼飯でも買いに行くか・・・そう思い、出ようとすると
来てしまった
このクソ癇に障るタイミング
俺が今まさに昼飯を買いに行かんとするタイミングでやってきた客！！
俺の邪魔をするな！！
あからさまに嫌な顔をしながら、客に話しかける
こいつのせいで今日も昼飯返上で働くことになりそうだ・・・
そう思いながら客と商談をすること約２時間・・・
なんと受注となった
おいおいまじか！嬉しいようなそうでもないような・・・
とりあえずＦランデブからの罵詈雑言ルートは回避した
この人が俺の最後の客になるのだろうか・・・
つうことで俺の最後だと思っていた一日は、昼飯を買いに行こうと俺が席を立ったところで偶然、遭遇した客相手に話が決まり、終わった
つづく
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