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最終決戦第一ラウンド5

「ところで、S社さんは最初はみんな販社に出向されるんですよね?」
解釈改憲さながらの俺の言葉遊びを華麗にスルーし
面接官からそんな言葉が飛び出す
嗚呼・・・
こいつ・・・
「知っている」やつか!!
そう
転職業界ではどうやら有名な話らしい
販社に事実上の片道切符の出向になり、それに嫌気が差して転職を希望するものが後を絶たない、という話は・・・!!
dodaのやつが言っていた
そして実際、俺も過去に
「またS社さんかあ~www。君の会社からよく来るねえwww」
と面接官に笑われたりされたこともある
その厳然たる事実をこの面接官は知っている
俺の先輩方と過去に面接をしたことがあるのだろうか・・・
そんなことはさておき
こいつに俺の手の内が知られている以上
隠し立ては逆効果・・・!!
「ええそうなんです。ご存知なんですね。
おっしゃる通りでして、いや、勿論、私が就活生の頃にそのあたりをもっとよく調べておけば良かったのですが・・・。」
面接官が予め知っていることも想定し、頭の片隅で練っていたセリフを言う
下手にここで言い訳するよりかは、反省しているんです、といった方が良いはずだ
と、こんな風に俺が今の会社に就職し、そして転職をすることにした一連の流れを様々な解釈と定義を織り込みながら話し・・・
その結果、そうですか、という極めてつかみどころの無い返答を食らった
嗚呼・・・
面接、というのはこれだから困る
答えが分からない
つうことでつづく
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