カウンター
2019年恐らく最も悲劇的な日曜日
2019年3月24日18時40分頃
嗚呼・・・
今日も一台も売れなかった
店長になんて言い訳するかな・・・
そんなことを考えながら、閉店準備にいそしむ俺
そんな俺に先輩から声がかけられる
「店の前でうずくまっているおじいさん、転んで顔からすごい顔から血が出てるし、手当してあげて。通りかかりの若い方が今相手しているし」
え
耳に入ってきた言葉が俺には理解できなかった
「え・・・?こけた・・・?は・・・はい・・・?」
店はもう閉まっている
なのに?客でもないジジイがこけたから助けろ??
何を言っているのかさっぱり分からない
これだからFラン出は嫌いなんだ!
とりあえず、店の外に出た
店の前にはうずくまっているジジイとその傍にいる若人
確かに、ジジイの左頬は割れ、なかなかに出血している
しかし・・・
気持ち悪いな全く
道端のジジイを助けるのはお前の勝手だが
それに俺をナチュラルに巻き込むなよ?
一体、どこの大学を出ればそういう発想が生み出せるようなイノベーション人材になれるんだ・・・
人を助ける覚悟もないのに、助けようとするなよ
心の底から気持ちの悪いやつだこいつは
さて・・・
俺は露骨に嫌そうな顔をしながら、やむを得ず声をかける
「ケガされてはるんだとか・・・良かったら・・・中に入ります・・・?」
全力で入って欲しくない顔をしながら、提案する
が
ジジイは恐らくFラン出であろう若人に連れられ入ってきた
やっぱりそうなるのね・・・
そうしてジジイを適当な椅子に座らせた
明るいところで見てみると、顔やら手やらに血がへばりついている
ティッシュで拭いたくらいではキレイにならないであろう
とりあえず、お手洗いを案内する
しかし、この後・・・
俺はジジイを手洗いに案内したことを心の底から後悔することになる
つづく
嗚呼・・・
今日も一台も売れなかった
店長になんて言い訳するかな・・・
そんなことを考えながら、閉店準備にいそしむ俺
そんな俺に先輩から声がかけられる
「店の前でうずくまっているおじいさん、転んで顔からすごい顔から血が出てるし、手当してあげて。通りかかりの若い方が今相手しているし」
え
耳に入ってきた言葉が俺には理解できなかった
「え・・・?こけた・・・?は・・・はい・・・?」
店はもう閉まっている
なのに?客でもないジジイがこけたから助けろ??
何を言っているのかさっぱり分からない
これだからFラン出は嫌いなんだ!

とりあえず、店の外に出た
店の前にはうずくまっているジジイとその傍にいる若人
確かに、ジジイの左頬は割れ、なかなかに出血している
しかし・・・
気持ち悪いな全く
道端のジジイを助けるのはお前の勝手だが
それに俺をナチュラルに巻き込むなよ?
一体、どこの大学を出ればそういう発想が生み出せるようなイノベーション人材になれるんだ・・・
人を助ける覚悟もないのに、助けようとするなよ
心の底から気持ちの悪いやつだこいつは
さて・・・
俺は露骨に嫌そうな顔をしながら、やむを得ず声をかける
「ケガされてはるんだとか・・・良かったら・・・中に入ります・・・?」
全力で入って欲しくない顔をしながら、提案する
が
ジジイは恐らくFラン出であろう若人に連れられ入ってきた
やっぱりそうなるのね・・・
そうしてジジイを適当な椅子に座らせた
明るいところで見てみると、顔やら手やらに血がへばりついている
ティッシュで拭いたくらいではキレイにならないであろう
とりあえず、お手洗いを案内する
しかし、この後・・・
俺はジジイを手洗いに案内したことを心の底から後悔することになる
つづく
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