公開結社豪泣部

最近、仕事が終わると連日、京都の実家に帰っている

そう

伊丹のアパートには帰らないのだ

あそこはダメである

何もない

あるのは絶望だけ

翌朝が来るのを怯えながら待つためだけの、独房のようなもの

俺の心には常に不安と怯えがある

これは勿論、俺がうつであるせいだ

故に・・・

一時間半くらいかかってしまうが、俺は京都の家に帰る

そうすると、一時的であるにせよ、不安や絶望が和らぐのだ

家に帰り

お茶の間で寝そべりながら、てきとうにテレビを見る

そうすると、不安や絶望が少しましになる

陸上に興味なんてかけらもないが

おとんと一緒に陸上を見る

ジャカルタでやっている、アジア大会・・・だったろうか

全然面白くない

が

とても気持ちが安らぐ

最近はそのせいか、家に帰りたいということしか考えられなくなってしまった

早く帰って安心したい

それ以外の感情などない

つうことでつづく