カウンター
同期が蒸発した

それは突然のことであった
整備士の同期がある日突然、会社に来なくなったのだ
無断欠勤
GW明けのことであった
おいおいおい
まじかよ
なんか会社ではいい感じでやってたヤツだったのに
にわかには信じがたい!
のだが
彼は来る日も来る日も会社をバックレ続けた
恐ろしいものである
俺たちに見せていた笑顔は全て偽りだったのだろうか
そんなことを考えていたのだが
どうやら辞めたのは仕事のせいじゃないらしい
そいつは社内恋愛をしていたのだが、その女からフラれたショックで再起不能になってしまったのだ
すげえな
どんだけその女のことが好きだったんだよ
ビビるな
まあそんな感じですわ
つうことでつづく
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