カウンター
最後はみんな灰になる
棺を持ち上げる
なんて日が来るとは思ってもみなかった
そう
自宅で行われた通夜から、今度は火葬場に霊柩車で棺を運ばなくてはならないのだが
その際、俺は若い男だということで、棺を霊柩車に運び入れる手伝いをやることになった
祖母の眠る棺を4人がかりで持ち上げる
・・・
思いのほか軽かった
そうして、霊柩車に載せられた棺とともにバスで火葬場へと向かった
俺は親族を亡くすのは初めての経験である
故に火葬場、というものに入るのは初めてだが
エレベーターホールのようなところだと思った
ただ一つ、重苦しい雰囲気を除いては
そして、その天国行きのエレベーターの中に棺は吸い込まれ
約一時間後
骨と灰になった祖母が出てきた
跡形もない、とは正にこのことだろう
最後はみんなこうして灰になるのか・・・
なんだかとても呆気ない気がした
そうして、骨と灰になった祖母を箸で拾い、壺に入れる
火葬と納骨はこれで終わり
大きな棺が小さな箱になった
複雑な心境である
その後は葬儀を行い・・・
全てが終わった
と、いうことで
つづく
なんて日が来るとは思ってもみなかった
そう
自宅で行われた通夜から、今度は火葬場に霊柩車で棺を運ばなくてはならないのだが
その際、俺は若い男だということで、棺を霊柩車に運び入れる手伝いをやることになった
祖母の眠る棺を4人がかりで持ち上げる
・・・
思いのほか軽かった
そうして、霊柩車に載せられた棺とともにバスで火葬場へと向かった
俺は親族を亡くすのは初めての経験である
故に火葬場、というものに入るのは初めてだが
エレベーターホールのようなところだと思った
ただ一つ、重苦しい雰囲気を除いては
そして、その天国行きのエレベーターの中に棺は吸い込まれ
約一時間後
骨と灰になった祖母が出てきた
跡形もない、とは正にこのことだろう
最後はみんなこうして灰になるのか・・・
なんだかとても呆気ない気がした
そうして、骨と灰になった祖母を箸で拾い、壺に入れる
火葬と納骨はこれで終わり
大きな棺が小さな箱になった
複雑な心境である
その後は葬儀を行い・・・
全てが終わった
と、いうことで
つづく
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