カウンター
通夜
約7年ぶりに訪れたおかんの実家
だが
懐かしいとかそういうことは一切感じなかった
それもそのはず
おかんの実家は通夜仕様になっていたからだ
親戚の人々に挨拶しながら、奥へと入る
するとそこには祭壇?というのだろうか
それと棺
ああ
ついに来てしまったか
そんなことを思いながら
重い脚を引きずり
棺の前へと移動した
・・・
この中に厳然たる事実がある
そう覚悟して、恐る恐る覗き込む
だが・・・
死に化粧が余程うまくできていたのだろうか
まるで昼寝でもしているかのような顔がそこにあった
え
嘘だろ
俺の知る、死者の顔とはもっとこう酷く青ざめて、否応なしに死を感じさせるものなのだが
そんなものなど感じられない、ひどく穏やかな顔
と、いうことで祖母が亡くなったという実感など何も感じられないまま
通夜は終わってしまった
ああ
マジでどうなってるんだ
つうことで
つづく
だが
懐かしいとかそういうことは一切感じなかった
それもそのはず
おかんの実家は通夜仕様になっていたからだ
親戚の人々に挨拶しながら、奥へと入る
するとそこには祭壇?というのだろうか
それと棺
ああ
ついに来てしまったか
そんなことを思いながら
重い脚を引きずり
棺の前へと移動した
・・・
この中に厳然たる事実がある
そう覚悟して、恐る恐る覗き込む
だが・・・
死に化粧が余程うまくできていたのだろうか
まるで昼寝でもしているかのような顔がそこにあった
え
嘘だろ
俺の知る、死者の顔とはもっとこう酷く青ざめて、否応なしに死を感じさせるものなのだが
そんなものなど感じられない、ひどく穏やかな顔
と、いうことで祖母が亡くなったという実感など何も感じられないまま
通夜は終わってしまった
ああ
マジでどうなってるんだ
つうことで
つづく
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