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セクハラ(以下略 第八章

友達とは、自分を映す鏡である
何かの記事で読んだフレーズを俺は思い出していた
人間とは基本的に自分と同じ種族の人間を友人に選ぶ
心理学的にも証明されていることである
つまり、そいつの友達を見れば、間接的にそいつ自身のこともうかがい知れる・・・ということである
それが一番上に書いた言葉の意味
さて、それを踏まえてみてみよう
女が電話をし
待つこと数十分・・・
そいつは来た
そう
さっき女が呼びつけた、女の友達の女
友達が自分を映す鏡なのだとしたら
この女の友達の女を見れば、いろいろと分かるかも知れない
そう思いながら、俺はそれとなくそいつを見やる
この・・・
ヒョウ柄の服を着た
アイアム水商売!という感じの女を!!
・・・
(これはひどい)
真っ先に浮かんだのがこれ
そして名前もまたひどい!
源氏名のような名前
DQNネームでないだけまだましか
この間違いなく偏差値マイナス50くらいであろう女が!
この数年後には土方の彼氏とできちゃった婚しますんでよろしく!みたいな風貌の女が!
どうやら友達らしい
「私の小学生の頃からの友達なんだよ~!一番の友達!」
しかも一番の友達らしい
つまり、一番精度の高い「鏡」
やばい
これは
やばい
俺の物差しでいうならば、こやつは人間というより、類人猿
断罪したくなってくる
こういう手合いを跳梁跋扈させているから、この国がどんどんダメになっていくんだよ!!
とか
そんな気持ちになってくる
とはいえ
「あ!紹介するね!この人はNさん!」
紹介されてしまったからには、スルーするわけにもいかない
ええっと・・・あ、どうも・・・
俺はとても歯切れの悪い挨拶をした
あー
やべーな
このやばいやつと今からまた飲まないといけないのかよ
見えねえ
この先の展開が
全くもって!!
見えん!!!!
つうことで
つづく!!
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