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京都人認定試験

俺が世界で一番嫌いな人間は
俺である
故に
俺は自分のことを話すのが嫌いである
余程親しい相手でないと、自分のことは話さない
だってそうだろ
世界で一番嫌いな奴の話なんて、しない方が良いに決まっている
だが
しかし
どうやら上司は俺とあれこれ身の上話をしたいらしい
まあ確かに
俺の営業所はおっさんばかり
いくら近いとはいえ、縁もゆかりもない兵庫県
そして俺の雑な性格が祟り、書類だのなんだのをしょっちゅうミスって、毎日のように怒られる
そんな俺の身空を案じてくれているのは分かる
それ自体は良い
の
だが!
いかんせん、俺は
自分のことなど話したくない
それにうかつに話せば、ボロが出るかもしれない
俺が会社の超が付くほどのアンチだとバレてしまいかねない
故に俺としては天気の話とかで盛り上がり(?)たいのだが・・・
なかなかそうはさせてくれないようだ
嗚呼
参ったなー
きっと今
俺は試されているのだろう
本音と建前を華麗に使いこなし
腹のうちを見せないという
「京都人」になれるのかどうかを・・・!!
そうなのだ
上司の「俺と身の上話とかそういう腹割った話がしたい」、という願いを叶えているように見せつつ
俺のアンチとしての本心を悟られぬようにするための
いわば京都人認定試験・・・!!
今日から俺の孤独な闘いはもう一段階上のステージへと到達した
気がする!
つうことで
つづく!
どすえ!!!!
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