カウンター
ネギリスト
諸君は物を値切ったことがあるだろうか
ちなみに俺はある
カンボジアの露店で、だがな！
日本で値切ったことはない
が
自動車販売というものは、非常によく値切りに遭う
それはそれはもう
３００パーセントくらいの確率で
どういうことかというと
一回の商談で３回は値切りに遭う
少なくても、である
はあ
めんどうくさい
今日もネギリストが来た
自信満々系ネギリスト
「こないだ車を２台、立て続けにこーたから、もう交渉の勝手は分かってんねん！」
射るような目付きで俺を見据えながら、堂々と宣言するネギリストのおっさん
やべー
非常にめんどくせー客に当たってしまった
どーしよ
・・・
いやいや
ここは発想を変えよう
こいつらの値切りテクとやらを、逆に学ばせてもらおう
と、いうわけで俺はこの面倒くさそうなネギリストの相手を真面目にすることにした
ネギリストの口が開く
「あの車、ほんま気に入ってん！
色もええし、装備もドンピシャや！
今日ハンコ持ってんねん俺！
でも、値段がちょっと高いねんな？
買う気満々やねん俺！
だから、あともうちょっとだけ値引いてくれたら、この場で今すぐに買うで！？」
おお
すげえ
思わず値引きして、この場でとっとと売ってしまいたくなってしまうぜ
だが
値引きをするには、始末書を書かなくてはならない
めんどうだ
「あはは・・・」
力なく笑いながら、ネギリストの猛攻をかわす（？）俺
・・・
長くなってきたし、こんなもんで
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