カウンター
すり合わせとかいう嘘
嫌いなものは何ですか?
そう聞かれたら俺は
「この目に映るすべて」
と答えるだろう
つまり何が言いたいかというと、それぐらい俺はへそ曲がりだということである
故に
美辞麗句で物事を説明されると理解できない
悪意のある言い方
うがった言い方でないと、俺のへそ曲がり脳はうまく理解できないのだ
そのことを今日、改めて実感した
話はこうである
中古車販売、というものは基本的に「客の欲しいものを売る、のではなく、こっちが売りたいものを売る」世界である
どういうことかというと、同じ車でも、バリエーションは無数にあるからである
例えば、二駆と四駆、ATとMT、車の色、内装の色・・・etc
故に、同じ車でも、これからの組み合わせによって、無数のバリエーションが生まれる
新車の場合、注文してからの生産だから、自分の好きな組み合わせにできる
が
中古車はそうはいかない
既にあるもので勝負するしかないのだ
だから、客の希望通りの条件に合う車が、在庫として都合よく置いてある可能性など
ほぼゼロである
白い車の二駆がいいのに白だと四駆しかない、とか
黒のMT車の四駆が欲しいのに、あるのは赤のMT車の四駆だけ、とか
そういう需給のミスマッチばかりが生まれる
しかし、これだと当然だが、売れない
そこで、どうするか
ディーラーの連中が出した答えは「すり合わせ」である
客との話し合いによって、需給のミスマッチをすり合わせる
という建前で、客の欲しいものではなく、自分たちの売りたいものを体よく売りつける
さっきの黒のMT車の例でいうと
「黒だとお手入れが大変ですし、赤の方が楽でいいですよ!」
とか
そうやって客の欲しいものを、どんどんあの手この手ですり替えていく
そうして、客を騙しきれれば晴れてご成約、というわけだ
この一連のできごとを、ディーラーの連中は
お客様の真のニーズに的確にこたえるべく、話し合いをさせてもらいました、と言う
しかしそれは違う
自分たちの売り付けたいものが、如何にも客のニーズに合っているものだと見せかけました
これが真相である
俺はこのことに、今日やっと気が付いた
何でこんな簡単なことを理解するのに、今日まで時間がかかったかというと、冒頭に話した通りである
上司がお客様のニーズが・・・とかそういう美辞麗句で俺に説明するせいで、理解できなかったのだ
最初っから、「俺たちの仕事は『すり合わせ』ではなく『すり替え』だ」
と言ってくれれば、俺でも瞬時に理解できたのに
いやはや、へそ曲がりというものは全く以て苦労が多い
つーことで
つづく!
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