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回想

コンビニで弁当を温めるやつは皆、雑魚である
これは俺がローソンのバイトをしていて、気付いたことである
俺の中では真理の一つ
ちなみにここでの「雑魚」の定義とは、モテなさそうな人とか、なんとなく弱そうな人とか、モサっとした人とかを指す
土木作業員とか、ああいうガタイの良い、強そうなやつは弁当なんか温めない
つうことで、今日はこのブログの空白期間である、俺が大学四年の秋くらいにやっていたローソンでのバイトの話でもしよう
ことの発端はツイッター
サエキさんやイキリンがウクライナに旅行に行くっていうから、そこに俺が食い付いて、三人で海外旅行にいくことに
結局、ウクライナは戦争とかで渡航規制がかかっていて、そのあとこう、なんやかんやあって、ベトナムとカンボジアに行くことになったんだが、それはまた別の話
で、その旅行のための金をひねり出すのに俺はバイトを始めた、というわけである
俺が働いていたのは、家から5分くらい歩いたところにある、立川のローソン
今まで日雇いバイトしかしたことのない俺にとって、こういう普通のアルバイトは初である
そんなコンビニバイトだが、結論から申し上げると肉体的には楽であった
が
精神的にはダルい
一日中、レジで商品をスキャンして金のやり取りをするだけの作業
こんなにも下らない仕事があったのかと心底驚いた
何も生み出さない、非生産的な作業に俺の人生最後のモラトリアム期間が費やされていると思うと、最悪の気分になる
刑務作業は確かにクソだが、あれはあれで、一応日本の基幹産業を支えている、という大義名分が成り立つが、コンビニのレジ打ちに大義名分もクソもない
宇宙で一番しょーもない仕事の一つだと断言しよう
あと虫が多い!
おでんの上空では常にハエ達が交尾をしており、非常に不快で不衛生である
揚げ物の油はいつも真っ黒で、油を交換しているところなんて見たことがない
こんな汚ねえ環境で作られたものに、俺は今まで金を払っていたのか!
俺は愕然とした
そんなこんなでコンビニの裏の部分をいろいろと見せられ、困惑しながらもバイトを続ける俺に、その後、とある事件が起こる
が、それはまた今度にしよう
次回「労働基準監督署」
乞うご期待!
つづく
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