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指だけ英霊

想像してみてほしい
ある日、目が覚めたとき
自分の指が動かなくなっていたら、どう思うだろう?
きっと、大抵のやつは心臓が凍り付くはず
きっと、大抵のやつは頭が真っ白になるはず
だってそうだろう?
自分の体が自分の思う通りに動かない、なんて
基本的には、無いのだから
この前提があった上で
今日、朝起きたとき、俺の右手の小指と薬指は動かなかった
だが
しかし
俺の心臓は凍り付かなかったし、頭も真っ白にならなかった
どうして?
俺が最強だから?
否
俺が最狂だから?
否
いや、尤も俺は、確かに俺は最強であり最狂であらんとする男だが、今は関係ない
では何故か
それは・・・
今朝で三度目だからだよ!!!!!
ことの始まりは先週の土曜
家で昼寝していて、起きてみたら指が開かなくなっていた
慌てて病院へ行ったところ、「ばね指」だと言われた
簡単に言うと指の腱がバグって指が開かなくなるのである
普通は高齢者がなるものなので、俺がかかるというのはあり得ないことらしい
どうやら、刑務作業で指だけ老いてしまったようだ
このことを言い換えれば、
この国の基幹産業たる、自動車工業のために犠牲となった俺の指
つまり、お国のために乙ったことになる俺の指
そんな俺の指は、最早英霊にも等しい
だから俺は、このことを心から誇りに!
思うわけがない!!!!!!!!!!!!!!!
思うわけがない!!!!!!!!!!!!!!!
大事なことなので二度言いました
明日もまた、ばね指から始まる朝なのかなあ
つづく
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