公開結社豪泣部

↑ブラジルの輝きです。

美味しかったです。

大学でも厳ついキャラに認定された哀しみのおじいちゃんです。

一昨日ウマキに電車で会ったら黒くなってました。 何か嬉しそうでした。







実はバイトしているおじいちゃん。

バイト帰りはいつも終電なのです。

そんなある日のバイト帰り。

１時前に漸く山科に辿り着くと、駅前のタクシー乗り場はいつもはヤンキーがたむろしているのにも関わらず、金曜の晩とあってか、終電を逃したサラリーマンがちらほら。

比較的静かな夜でした。

一路家路を急ぎ、駅前の松屋前にやはりたむろしていたヤンキーには目もくれず、ひたすら歩いていました。

すると背後から怪しい影が！

チャリのけたたましいベルの音が鳴り響く！

おじいちゃん危うし！！

横付けされるチャリ、乗っていたのは髭面の異国のお方。

髭「毎度！」 と元気に宣われた。

お「はぁ、毎度・・・。」 と何とか返してみる。

髭「お兄ちゃん、元気無いね！ どうした！？」  妹萌えなヲタさんなら喜びそうな一言を投げ掛ける髭面さん。

あいにくおじいちゃんは妹萌えでもヲタさんでも無いのよ。

お「仕事帰りですねん。」  しかし若干食い気味に、 髭「お兄ちゃん一緒にビール呑みに行かへんか！？」 と。

何と無く解っていたがやっぱり酔っ払いでした。

お「いやぁ、今日はちょっと・・・。 てかおっちゃん日本語上手いっすね。」 適当に話を逸らすと髭面さんはまぁな、と言い、母国語もこの通りとばかりに聞き覚えのある異国の言葉を話す。

スペイン語っぽい。

そこでおじいちゃんの観察眼が光るわけですよ。

ラテン系の言葉、褐色の肌、帽子のカラーリング。


ジャ マイカ人やん！


お「ジャマイカの人っすか？」

髭「せやで！ ボブ・マーリーのツレやねん！」 このおっちゃんすげぇ・・・。

オレでもこんな嘘言わへん・・・。

てかジャマイカ人でテンションが変に高いってもしかしてジャマイカの危ない薬売りとちゃうやろか。

そんなコトを思っていると髭面さんは、 髭「別にボブ・マーリーのツレやさかい言うてもドラッグとかやっとらんさかいな！？」 と。

おじいちゃんはちょっと安心しました。

その後はチャリ持ってはしゃぐ髭面さんを諌めたり、適当な世間話を10分位してました。

その間ずっと近所の居酒屋で呑み直そうと誘われてました。

１号線沿いに住んでいるとのコト。

意外とご近所さん。

最終的に髭面さんの息子とおじいちゃんがタメと言うコトでおじいちゃんも 髭「オレの息子！！」 とめでたく息子認定して頂きました。

その後は近くまで一緒に帰って別れました。


さすが滋賀の植民地山科。

意外と下手な観光地より異国人は多いのです。

オレってそんなに南米人っぽいんか？

最近アメリカ軍の軍服とヘルメット被ってデカイ巾着袋にエアガン入れた宿無しっぽい顔つきのおじいさんが駅周辺に出没しているのが気になりますが今日はこの辺で。