カウンター
おぽぽ滞在記 五章
今晩は、おっちゃんです。
ブロッコリーの様なジミヘンのシャツを着ていた女は最近太ったのか、ゾウガメの様な首になってきました。
さて、おぽぽ滞在記、待望の第5章です。
第5章 帰国
5日間の遊泳の後、私は大阪湾に侵入する事に成功した。
深夜なのをいい事に、私はそのまま淀川を上り、怪しまれる事無く加茂川へ帰り着いた。
もう夜は明けようとしている。
私はあの男に帰国の一報を入れる為、公衆電話の受話器を取り上げた。
小銭が無かったので電話機の下部を破壊し小銭を調達した。
「もしもし?」
数回のコールの後、受話器の向こうから眠た気な声が聞こえて来た。
無理も無い、時刻はまだ4時前だ。
「ワシや、今帰国した。」
そう告げるとヤツは嬉々とした声で、
「そうなんけ!?
すぐに皆を集めるから京都駅地下のスタバで待機してくれ!」
「解った。」
そう言って受話器を置き、駅へと歩を進めた。
スタバには二人が先に集まっていた。
スタバ集合は非常に不本意だが、ある男の意向を汲んでの事なので仕方が無い。
煙草で煙る視界の向こうに幼女をはべらした男が座っている。
トモハル「伝説のコーヒーの情報を掴んだらしいな。」
トモハルは男根を模したシリコンを幼女にあてがいながら言った。
フレディ「あぁ、やはり現存するらしい。
でもちょっと厄介な事になりそうだ。」
トモハル「何があるんや?」
私は一息にアメリカンを飲み干して、MKやがな、とだけ言った。
「WTF!!」
そう叫んだのは重度のカフェイン中毒のコーシだ。
エスプレッソコーヒーばかりを飲んだせいでカフェインが手放せなくなり、今日もコーヒーを点滴しながらエスプレッソを啜っている。
コーシ「伝説のコーヒーが無かったら、俺のカフェイン中毒は治らないんだぜ!?
そんなのF〇ckじゃねぇか!」
コーシは憤りを露にしながらエスプレッソのおかわりを注文した。
フレディ「ワシも予想外や。
でも諦められんやろ、お前を治す為にも、トモハルの野望を果たす為にもな。」
そう言って私は煙草に火を点け、席にもたれた。
「そう言えば他の奴等は?」
気取った台詞に気恥ずかしさを覚え、それを紛らわす為にワシが尋ねても二人は首を横に振るだけだった。
「アイツ等、さっきまで連絡着いてんけどなぁ・・・。」
トモハルは己の男根を振り回しながら言った。
困った時に自らの肉棒を振り回す癖は昔からだ。
「一番スタバに来たがっとったのに何やねん・・・。」
妙な胸騒ぎがする。
何かが起こっている気がしてならない。
長い静寂を破って、ガミちゃん推進委員会の会員がスタバに飛び込んで来た。
「大変です!!
他の皆さんが量産型に襲撃を受けています!!」
一同は驚愕の表情を浮かべた。
戦いはもう始まっているのだ。
PR
忍者ブログ[PR]
コメント