公開結社豪泣部

今日、新たな部屋へと引っ越しをした

最寄りコンビニまで徒歩３０分というクソ立地だが、

今度は個室がある

実に良い

開放感溢れる

神である

ちなみに、３LDKの部屋に３人

１Ｋの部屋にモサっとしたクソ野郎と共に生活していたのとでは、訳が違う

部屋のメンバーは、レオパレス時代からのモサっとしたルームメイト様（チャックのシャツ着用）に加え、

甲高い声のモサっとした男（チェックのシャツ着用仕様である）

俺はこの、新たなるルームメイト様を見た瞬間、将来パラサイトシングルとしての将来を約束された存在だと悟った

顔と雰囲気と声が不愉快なので、極力エンカウントしないようにしたい

ちなみに俺の部屋は６畳の南向きの和室

かつて、俺がムショにいた頃は、この狭い空間にもう一人、モサっとしたルームメイト様（今のルームメイト様とはまた違う人）がいたと思うとゾッとするな

しっかしなんで俺のルームメイト様は、どいつもこいつもこう、モテなさそうなヤツばっかりなんだ！

勘弁してくれ

つづく

パラサイトシングル、というのはきっとこんな風貌なのだろう

彼、即ち我がルームメイトさまを見るたびに、俺は常々そう思う

彼はそう、

清潔感がなく

モサっとしていて

チェックのシャツが好きで

趣味はカメラ

モテなさそうな要素のオンパレード

負の役満

俺の中のパラサイトシングルのイメージと、まさしく合致する

きっと、実家ではおかんとかに対して尊大に振舞っているのだろう

何となく、そんな気がする

床ドンとか、すごく得意そう

脳内再生余裕である

しかし、そんな彼のクソ不愉快な姿を見るのも、明日を機に少なくなる

何故かって？

引っ越しだ

明日、俺たちは今のレオパレスから、団地のようなところに引っ越す

引っ越し先には個室がある

故に、あれを見る回数も減る

実に良い

気分上々である

今日の刑務作業もはかどるというものだ

ああ

早く最低限度の文化的な生活が営みたい

つづく

日本初の土曜日休みは、松下幸之助率いる松下電器産業、現パナソニックが昭和４０年、西暦でいえば１９６５年に導入したものである

これは、松下がアメリカに視察に行ったときに受けた影響によるもので、休みを与えることで生産性を挙げる、という発想が大元になっているらしい

当時の日本には「企業戦士」とか「モーレツサラリーマン」という、今の言葉で言えば社蓄みたいな人が当たり前の時代で、土曜日も普通に出勤日であったという

だから、多分だけど、当時の日本人には、松下が土曜休みを始めたことがどれだけ革新的なことか、分からなかっただろうな

だが、そんなことがあっても、１９９０年代には、官公庁も土曜日休みを導入するようになり、週休二日がスタンダードな世の中になった

さて、そこから更に時は流れて２０１７年

ここに某自動車メーカーで働く男がいる

今の話の流れから言えば、当然、この男も明日は休みのはずである

そう

この国ではすっかり土日休みが定着している

だから、この男も明日は休み

みんなそう思う

が

しかし

そんな予想に反して、この男は明日も仕事なのである

勿論、代休などない

即ち

週休一日

即ち

企業戦士

即ち

高度成長期

何度も言うが、今は２０１７年である

が、この男の生きている世界は高度成長期である

摩訶不思議

彼の会社はタイムマシンなのだろうか

過去へと通ずる、タイムマシンなのだろうか

いくつかの謎を残したまま、彼は明日も仕事へと向かうのである

つづく

最近、自動車のCMが流れていると、100%反応してしまう

以前は興味もなかったし、面白くもなんとも思っていなかったのだが、今見ると結構面白い

作り手が言外に込めたメッセージが伝わってくるからだ

例えばホンダのFREEDのCM



真っ白な背景に車

車がかなり目立つようになっている、というか車を見るしかない

余程、この自動車に自信があるのだろう

一応、チュートリアルの徳井なんかもこっそり映っているが、その扱いは「京都府　４１歳男性」と完全に一般人扱いである

メインは車で徳井はオマケ

VEZELに至っては、CMに人間が一切映っていない

車がただ、街中を走っているだけ

これもさっきと似てるな

それに対して

スズキのハスラーのCM


アラレちゃん×ももクロのCMである

は？

何だコレ？

何が言いたいのかサッパリである

それに、アラレちゃんとももクロの存在感がデカすぎて、車がオマケみたいになってしまっている

アラレちゃんとももクロがメインでハスラーはサブ

車のCMなんだし、本来は逆にすべきではなかろうか

まあ、商品力が大したことないから、こういうことして無理矢理誤魔化してるんだろうな

しょっぼい会社だわ

ま、こんなもんで

意外かも知れないが、人間というものは脱力しているときのほうが素早く動ける

これは居合から俺が学んだテクノロジーの一つであり、居合道部の師範のいつも口ずっぱく言い続けてきたセオリーである

そして、これは刑務作業にも共通する

最近の俺は、以前とは違い、脱力ｓいた状態で刑務作業に臨んでいる

肉体的にもそうであるが、精神的にも、である

余計な力を抜くことで、動きを早くし、また余計な体力の消耗を抑えることができる

精神的にも脱力し、「まあ６８秒以内に終わらなくてもいっかあー」みたいなテンションで作業をする

こうすることで、焦りによるミスを減らすことができた

そんなこんなで今の俺はエラーを起こすことも少なくなった

更に、前工程のやつがミスってないかどうかを作業しながら確認する、という芸当さえ覚えてしまった

最早これは、

最強である

しかしそんな最強な俺だが、相変わらず体のアチコチが痛い

湿布がなければ

テーピングがなければ

今頃俺もお釈迦であっただろう

なんと偉大な発明なんだ！

つづく

こいつは日産フェアレディＺの初代のやつやナ☆

かっけえ

昭和のスポーツカー好きやわ