公開結社豪泣部

２３時

俺の歓迎とやらは終了した

焼肉屋だったのだが、店員が閉店時間です、と言ってやってくるまで続いていたのだ

全くもって恐ろしい

ちなみに歓迎会では整備工の人らにいじられまくった

ああ

やめてくれ・・・！！

俺は目立ちたくないのに！

話を黙って聞いている方がいいのに！！

はあ

非常に疲れた

上司のジョークほどツッコみづらいものはない

上司がボケる

俺「・・・（失礼ではないレベルで面白いラインのツッコみは何なのだろう）」

そう俺が考えている内に、

「なんか言えや！？」

と言われてしまう

そんな感じでお互いのテンポが永久に噛み合わずにいる

うわあ

やりづれえ

みたいな感じだったナ☆

かなん

つうことでつづく

祖父が亡くなったらしい

先月、祖母が他界したばかりなのに！

おいおいおいおい

まじかよ・・・

先月、祖母の葬儀のついでに祖父の見舞いに行ったのだが、あれが最後になるとはな・・・

すっかりやせ細って、別人のようになっていた

とてもショックだった

ワイもいつかはあんな風になんのかなあ

ああ

つうことで続く

黒い営業所になってから、客の相手をめっちゃするようになった

アッホみたいに来る

鬱陶しい

そんな生活を送っているうちに

俺は客を動物か何かだと感じるようになった

そうでもしないとやってられない

例えば俺が飯を食べようとしたタイミングでクソ客がやってきたとする

俺は相手をしないといけない

が

こういうときに

サルの相手でもしてやるか・・・

と思うと少し気が楽になる

以前の俺なら

このクソ最高なタイミングでお客様ヅラして何しに来やがったクソが！！俺のクソ昼休みをどうしてくれるおつもりですか！？ああ！？

となっていたのが、である

そう

今の俺は飼育員

値引き値引きという鳴き声しか出せないサルの相手をする飼育員である

相手がサルだから、馬鹿の一つ覚えみたいに値引き値引き言うのも仕方がない

相手がサルだから、俺が伊達メガネでバリアーを張りたくなるのも仕方がない

相手がサルだから、先方の意味不明なわがままの相手をさせられるのも仕方がない

つうことで俺の精神はまたしてもよく分からない方向へと進んでいくのであった

つづく

公務員をメインで攻めつつ、既卒枠で就活をするというのが俺の方針である

しかし

白いほうの営業所にいた頃ならまだしも

今は黒いほうの営業所である

忙しいわ帰りは遅いわで、就活しながらだとかなり疲れる

だがしかし！

今無理せずして

一体いつ無理をするというのだ！！



命には使いどころがある

カイジでも言ってたことである

そして今がそのとき

つうことで最近ちょっと更新さぼり気味だけど許してネ☆

ちなみに就活は基本的に大阪とか京都に根差した会社を攻めている

全国転勤はもう嫌である

去年の夏の配属発表のときに味わったあの気持ちはもう十分

でかい会社に入ってイキりたい、とか

就活生の頃はそんな気持ちしかなかったが

もうイキるのも飽きた

そもそも男ならピッパラのデカさでイキるべきである

組織のデカさでイキるべきではない

つうことでこんな感じでつづく！

この間、ディーラーの内定者と少し話す機会があった

嗚呼

しかしなんという悲劇だろうか

大学を出た人間が自動車販売など！！

おかしい

絶対におかしい

にも関わらず、この異常事態が日本中で常態化しているという矛盾！！

この国の大学というものの在り方に

大学生というものの在り方に！

俺はそれはそれは激しい憤りの覚えるのである！

とはいえ

この怒りはどこにもぶつけることなどできない

いや、しいて言うならば文科省だろうか



しかしぶつけても仕方がない

と、いうことで俺は心を無にした

心を無にして

この内定者たちと会話することにした

一人目

モテなさそうな男

無精ひげが生えている

剃れよ

髪もモサっとしているし、清潔感なんてかけらもない

そんなんだからお前は、自動車販売なんて宇宙で一番ださい仕事に就く羽目になったんだよ！！

心を無にしたはずなのに

憤る俺

つうかそんなお前のあり様を、叩き直してくれるような誰かは一人たりともいなかったのか！？

なんという悲劇

続いて二人目

髪をきちんとセットした男

おお

こいつは見れるな

及第点！

しかし、来ているスーツがあまりにも安っぽかったので、イージーオーダースーツの素晴らしさを布教した

これが最後の三人目

ほんとはもっといるのだが、時間の都合で三人目が最後になった

こいつも身なりはきちんと整えている

見た目はかなり常識的である

が

くにゃくにゃし過ぎ！！

「自動車ディーラーってすごいブラックって聞いたんすけど・・・」

くにゃくにゃしながらそんなことを聞いてくる

何だかイライラする

つかディーラーのことなんざ俺もよく分からん

メーカー出向社員の福利厚生とかとディーラーのそれは全然違うからな

つうことで気が付けば俺も二年目というハードな現実を見せつけられた一日でした

つづく