公開結社豪泣部

月初の会議では、まず冒頭に異動の報告がある

○○営業所のなんとか君が、佐賀の代理店へと転出

宮城の代理店から、淡路島の営業所へと転入してきたなんやら君がこれから挨拶をします

そんな感じである

こんな風にして転勤があるのはメーカーからの出向組

プロパーの連中にはない

そんなこともあり、勿論、当人には事前に通達があるのだが

この異動発表のときは、俺も同情してしまう

嗚呼

さっきの人、来月から佐賀のクソ田舎のクソ営業所行きか・・・

どんな気持ちなんだろう

いや、間違いなく絶望なんだろうが

でも、違う人は京都の営業所だった

あの人は助かったな

いや、京都とはいえ、舞鶴とかだったら死ねるな・・・

他人事のようには思えない

嗚呼

思い出す

配属発表の日

去年の８月２５日・・・

ムショ仲間たちが一人ずつ、配属先を言い渡される

判決を待つ罪人のような気持ちだ



前日は一睡もできなかったことをよく覚えている

いや、前日どころか数日前から気が気でなかった

とはいえ、俺はまだ助かったほうだ

青森やら群馬やら鹿児島やらに配属になった同期たちのことを思えば、な・・・

つうことで月初の会議に出席する度に、在りし日の記憶を思い出す俺であった

つづく

ハロウィンの渋谷の街は・・・

コスプレをした連中と


（イメージ図）

ごみであふれかえっていた

そう

あんなに街中にごみがあふれかえっている光景は、初めてである

道の両サイドがごみで埋め尽くされている

道端のごみ箱もキャパシティオーバーを起こしており、最早ごみ箱として機能していない

俺が2016年はスーサイドスクワットが流行った年でもあり

ハーレークイーンの格好をした女が多かった

そうなると必然的に釘バットを持ち歩いているわけで・・・

何かの罪に該当しそうだったが、あの狂乱の中では警官も止められない

釘バットや刀の一つや二つ、どうとでもなってしまっていた

そして・・・

次第に夜が更け、終電の時間

ここから、様子が変わってくる

俺のイメージではみんな、夜通し騒ぐのかと思っていたが・・・

実際は違う

女がどんどん帰ってしまうのだ！！

そうなると、渋谷は一気に男祭り状態

ごみと男しか無い街に様変わりしてしまった

・・・

何だこれは

こんなのいても仕方がねえ

つうことで

俺も終電でその日は帰った

という感じだったのだが

今はどうなんだろうな

年々カオスに拍車がかかっているらしいが・・・

つづく

２０１６年１０月某日・・・

大学四年生だった俺は渋谷にいた

そう

ハロウィンとやらを見物するためである・・・！！

あの日のことはよく覚えている

いわゆる「ナンパ」

そのハードルがあそこまで下がる瞬間などない

俺は心の底からそう思った

「一緒に写真撮ってもらえませんか？？」

そういえば、道行く女のほとんどすべては快くＯＫしてくれた

こんなこと、普段ならありえない・・・！！

道行く女に声をかけ、このように好意的なリアクションが返ってくることなど！！！

それに連中は酒を飲んで歩いている

女を酔わせるために、常日頃あれこれを口実を作り

飲みに誘う労力を考えれば

女が自分で勝手に酒を飲んでくれることほど、ラクチンなことなどない

そんな渋谷のハロウィンほど、ナンパのハードルが下がるものなどない

俺は強くそう感じていた

・・・

ところで

渋谷のハロウィンといえば

みなさん、ご存知かと思うが

小恥ずかしいコスプレをした連中が、街中を跳梁跋扈しまくるアレである

一体、どこでどのような教育を受ければ、あんなへんてこりんな恰好をして、街に出ようと思うのか

いや、違うな

例外が一つ

ただ一人、マック赤坂を除いては・・・！！

俺が行ったとき、駅前でマック赤坂がサンタの帽子とサングラス、そして服の上からブラジャーを付け、サイリウムセイバーを持って立っていた

あれは良い

マック赤坂は

赦す！！！

問題はそれ以外の全て

つうことでつづく

「来月２８日、開けとけよ！加古川でサバゲーや！！」

朝

俺が職場に行くと

この間、誕生日パーティーに俺を強制参加させ

国家反逆罪として強くこのブログの読者に認定された、某上司から、

またも犯行予告がなされた

この４３歳独身バツイチ中年野郎に許される休日の行動など

婚活以外

何一つとして無い！！！！！

それ以外の行動は

例外無く、罪！！！

国家反逆罪である

にもかかわらず

クソ加古川（兵庫県の西の方だったかな）で

クソサバゲー！？

は？！？！！！！？？

中長期的にみてその行為が

この国を豊かにするのか？！

いやしない

断じて・・・！！

そんなことに

まかり間違ってもこの俺を！？

またも強制参加させるのか！？

一体、どこまでこやつは過ちを犯せば気が済むのだ

めまいがしてきた

大体何だよサバゲーって

いい歳こいて何故エアーガンで撃ちあわなければならない

嗚呼

これ以上、俺を不幸にさせないでくれ

つづく

問題が一つ・・・

俺は妹と・・・

ここ８年くらい会話していない！！！

高校生のときには既に同じ家に住んでいながら、あれとは会話していなかったし

大学に入り、俺が東京に行ってからは尚更

そう考えると７，８年はまともに会話をしていないことになる

そうなると・・・

最早ガチの他人である

実際、俺は妹の連絡先を知らない

電話番号もラインも

何もかも知らないし

知ろうと思ったことさえない

故にどうあれに話しかければいいのか

全く分からない

そもそも俺との会話が成立するのか・・・？？

国家反逆罪への道を驀進する妹と

国粋主義者の俺

居合道部という登録上サークルなだけの、実質部活だったところにいた俺と

お遊びパッラパラーバドミントンクソサークルの妹

免許なしのごみと

一応ＭＴ免許の俺

俺の断罪を理解するのだろうか？？

そもそも自分の存在そのものが罪だと理解できるのだろうか？？

当然だが

俺は無駄なことなどしない

合理主義者・・・！！

本番はいつだって前戯なし

そんなこの俺がかなりの高確率で無駄に終わりそうな妹への断罪を実行すべきなのか・・・

つうことで俺の苦悩の日々は

つづく！